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【HSS型HSP】私の忘れものリスト

あるいは、この問題は私が単にドジなだけだと結論づけることもできてしまう。
少なくとも私身近な人たちは私という人間を形容するときには
「おっちょこちょい」という身も蓋もないフィードバックをしてくれる。

しかし、HSP気質の人には
「一度にたくさんのことが起こる・短時間に多くのことをしなければならない・一度にたくさんのことを頼まれる」といった状況になるとテンパる
という性質があります。

同時に複数のことに注意するのが苦手なのでついうっかり忘れ物をすることが多いのです。

下記は私がこれまでしてきた忘れ物の一部です。
妻はこのリストを見て

「私はちょっと忘れ物をしただけで、もう大人としてだめだとガックリしちゃうのに、
これだけ忘れ物をしてケロっとしているあなたには勇気をもらった」
と言っています。

①携帯を電車に置き忘れる

②スマホを電車に置き忘れる

③「これは一生モノだ」と買った傘を電車に忘れる

④「これは一生モノだ」と買ったマフラーを電車に忘れる

⑤シャツをホテルに置き忘れて着払いで届く

⑥カバン(財布、クレジットカード、パソコン入り)を路上に置き忘れる

⑦ホテルに充電器3セットを置き忘れる

⑧ホテルから借りた自転車の鍵を家まで持って帰ってきた

⑨プールに替えのズボン持ってくの忘れて濡れた水着のまま帰宅

⑩ヤマト営業所にクーラーボックスを置き忘れて帰宅

⑪図書館に本を返しに行ったが、本を持っていくのを忘れていた

⑫一人で酒場に飲みに行ったが財布を忘れていた

⑬子どもの頃ランドセルを背負わずに家を出た


できるだけ思い出してみたのですが、個人的には意外に少ないような気もします。。。多分まだある。

私だって昔は「嗚呼、私は本当に阿呆で間抜けで愚図なとんまだ」と責めていました。
しかし自分を責めると疲れるので最近は「無」の境地で対峙しています。

「む、ポケットにあるはずの車のキーが無い。
――――――――――――――――――――――――――――――(無)」


HSP体質から説明をするとやっぱり2つ以上のことを取り組むと抜けができるのです。
シングルタスクなのです。

例えば②のスマホを電車に置き忘れたときなんかは
次の乗り換えを考えて
「よし、乗り換えの段取りは完璧だ。次は2番線、そして6番号車だ」 
とあーだこーだと段どって悦に入っていたら
「置いてあったスマホをバッグに入れる」という工程を抜かして電車を降りてしまったわけです。

また⑩なんかは、コロナの時期に営業所にお客さんがたくさんになってしまって、
すみません、私すぐ出ますから!急いで出なくちゃ!
と思っていたら置き忘れたケースでHSPっぽいですね。

人に気を遣いすぎてテンパって自分の持ち物への注意が甘くなることもあります。

・・・・やっぱり言い訳くさいな。
まあいいや。自分を責めて忘れ物が返ってくるじゃ無し。

これは私の気質が生じさせる否応ない反応のクセなんです。

これで傷ついたり困るのは(基本)自分だけなんだしね。

数々の経験を通じて忘れ物した後のアフターフォローも慣れてきた。
逆に社会人として対応のオプションが増えて成長すらしている気にもなります。

とは言っても世間が私をどう思っているかはわかっているつもりです。
先日も「あたなにピッタリなCDがあるよ」と言って
レイ・ハラカミのCD「わすれもの」を笑いながら持ってきました。
(この盤はエレクトリックミュージックの名盤です。若くしてお亡くなりになられたのは本当に残念。)


さて、これを読んだ方に私は勇気を与えられたのでしょうか。

ちなみ私のような超シングルタスク人間でも自分の癖がわかっていれば
どうにでも対策をとって社会人としてやっていけますよ!



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