この政治日程で少数与党のまま通常国会に突っ込む俺たちの石破茂を助けて

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The Book Project 夜間飛行 | 受信箱に本が届く

混迷しすぎて「どうすんだい」 

　まあ大変なことになったのは仕方がないとして、せめて1ルクスでも明るい未来を描けるように何ができるのか、国民一人ひとりが真剣に社会と家族と個人と神とに祈る時期がやってまいりました。
 
　言い方は悪いですが、政治の安定は国益であり、国民にとっての利益と言いたいはずが、国民が自由民主党の体たらくを見て諦めて見放し、立憲民主党や国民民主党でも良いのだと思わせてしまった油断と自滅が原因でしょうから仕方がないのです。
 
　しょうがないよなあと。

 
　で、私も今回、公示前に「自由民主党の単独過半数」が勝敗ラインではないかと思ってお話しておりましたが、幹事長の森山裕さんが示した勝敗ラインはなんと「『自由民主党と公明党』の自公与党で過半数」でした。いや、公明党さんは友党ではあるけど、いくら唇歯の関係とはいえ他党の数字も巻き込んで勝敗ラインを設定するというのはどういうことなの。
 
　ここで公明党は自民党のやらかしで去っていく有権者・支持者の流れに完全に巻き込まれることになってしまい、埼玉14区での新代表・石井啓一さんの落選だけでなく、大阪では党勢衰退著しい日本維新の会にすら重要な佐藤茂樹さん国重徹さん伊佐進一さん山本香苗さんを落としてしまいました。これ、完全に自公で過半数が勝敗としてしまった自民の誘爆でもらい事故にしてしまったものだと思うんですよ。
 
　しかも、その勝敗ラインを大きく下回って自公で215議席（その後、非公認議員の会派入りを促すでしょうから多少は戻すでしょうが）という状況になってなお、敗戦の責任を取って辞任したのは選対本部長に就任していた小泉進次郎さんだけであって、いや、小泉進次郎さんなんて就任して自前の判断で選挙戦を戦い抜く以前のところで詰め腹切らされるのはさすがにないだろと思います。

日程が組めないけどどうするんでしょうか…