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呉座勇一せんせ、今度は辻田真佐憲さんの番組で東浩紀さんを軽く論じて出禁に

 一般に「めんどうくさい界隈」と総称されるゲンロン附近で、衝突事故が起きたというので見物にいってきました。

 ほう… シラスを運営しているゲンロンの創設者である東浩紀さんを、番組開設予定だった呉座勇一せんせが辻田真佐憲さんのシラス番組で批判して、信頼関係が失われてキャンセルとな?

 そもそも、問題の発言をしたのは呉座勇一せんせではなく別の人ではないですかね?

 なんだなんだと思ってクソ忙しいところ興味本位で拝見しにいきましたが、特段呉座勇一せんせは東浩紀さんを何か手ひどく批判するような話をしたわけでもなく、そもそもの発端は別人のコメントですし、あれに東さんがブチ切れているのだとしたらいつもの東浩紀さんだなあという感じでした。

 人間関係が構築されてなければ他人のビジネスの批判しちゃいけないの?

 良く分からんな…。

 常識的には番組開設直前だったことを勘案すれば、おそらくは番組配信に関する契約が呉座勇一せんせとシラス(ゲンロン)の間で成立していたんじゃないかと思うんですよ。しかし、辻田さんの番組中での呉座勇一せんせの発言が理由で一方的にシラス側が撤回するのだとすれば、そんなものにシラスに契約の自由などなく、一方的に契約解除に至った理由を釈明したうえで呉座勇一せんせに配信で得られたであろう売り上げの補償・賠償をするべき立場ですね。

 しかも、契約解除の理由が「自社サービス上で番組配信を開始する予定だった者が批判をしたので、サービスの創業者がムカついたから」とかいう、ビジネス的に明らかにマズい決定をしたうえでさらに対外的に堂々とそれを説明して呉座勇一せんせの信用を重ねて棄損させててエクストリーム感が強いです。

 東浩紀さんがキレる資格のある立場じゃないですね、これ。

 で、これを見て「周りにいる大人は東さんを止めないのかな?」と思うわけですが、呉座勇一せんせのブログで思い切り「昨晩行われました上田洋子氏、東浩紀氏らを交えたzoomでの5分間の面談によれば、」と書かれており、どうも周りにも馬鹿世間知らずしかいないようです。お前らのやるべきこととは、能力はあるけど人間性がおちょこレベルの人がやらかす暴走を羽交い締めにして止めることだよ。

 一つひとつの社会時評や現代哲学その他、専門分野の論考という意味では第一人者も多い界隈なのだろうけど、そうであるがゆえに、実にめんどうくさい人物ばかりが人間山脈ばりに形成されておるなあという思いを強くしました。

 私も引き続きこっそりゲンロンにおカネを出し続けて見物を続けていかなければならないなあと思いました。皆さん頑張ってください。


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山本一郎(やまもといちろう)
神から「お前もそろそろnoteぐらい駄文練習用に使え使え使え使え使え」と言われた気がしたので、のろのろと再始動する感じのアカウント