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ベトナム旅行#5 ホイアンで過ごす日 旧市街散策

こんにちは。
2023/12/31 - 2024/1/6
年末年始のダナンからホーチミンを巡りの続きです。

楽しみにしていたホイアンで過ごす1日です。

2024/1/3 🇻🇳ホイアン街歩き

この日はゆっくり起きて、ホテルの朝ごはんを食べて、ホイアン旧市街をフラフラと歩きました。

昨日がツアーでつめつめの一日だったので、この日は特にこれをする、という目的もなく結果として街歩き&お買い物の素敵な一日になりました。
ベトナムといえばコーヒーでしょう、ということでカフェ巡りもしました。

国旗が空に映える〜
ゆっくり川沿いをお散歩するなんて時間の使い方、
いつぶりでしょうか。


夜のランタン祭りにスポットが当たるホイアンですが、旧市街全体が異国情緒あふれているため、どこを切り取っても可愛い!

看板が立ち並んでない、電線がないだけで街はこんなに整然とするんですね。脱毛や投資の広告がなくて、何かやらなきゃと思わなくてものよいのかもしれないです。

お昼の街並みも夜とは違った雰囲気でとても好きでした。むしろ日中の方が好きだったかも。観光客も少なくて歩きやすかったです。

お蚕の黄色い繭の色と同じ薄き色の壁と空とブーゲンビリアのお花が本当によく合う。
暖かい気候だからかいろんなお花が咲いていて綺麗でした。

お土産屋さんもいっぱい
アートも多い
ベトナムの奈良美智

旅行の勢いでめちゃくちゃ可愛いシルク製品を買ったり、ポストを見つけたので手紙を出したり、服のオーダーをしてみたり(上手くいかんかった後述)、
5枚綴りのチケットで入れる旧市街内の歴史的建造物を巡りながら時折コーヒーを楽しみました。

旧市街チケットをゲット

5枚綴りのチケットで、旧市街内の建物を巡れます。
旧市街の入り口あたりにあった小屋でささっとチケットをゲットできます。

絵の具で直してました。
ドラゴン年🐲
五行山で見たフエのタイル装飾
青空が似合う街
おめでたい文字
えげつない木工装飾の調度品
高い天井、大きな玄関
風が抜ける作りが素敵でした。

貿易港として栄えたホイアンには400年前に日本人が1,000人ほど暮らしていたみたい。その遺伝子のようなものが街の端々に感じられました。

チケットを気前よく使いつつ、旧市街をぶらりと散策しました。

窓淵の色も可愛いの
果物売りのマダムと
コーヒー豆ショップ
瓦の屋根
瓦の積み方も日本と違っていて面白い
国旗が空に映える〜!

今しか見れない!
修理中の来遠橋(日本橋)


ホイアンの名所ともいえる来遠橋(日本橋)は修理中でした。一応入れるようだったので、ここでチケット一枚か…と思いつつ、せっかくだからと入ってみて大正解!
修理中しか見られないであろう、橋の内部構造や修理現場を見学できます!!

400年前、関ヶ原の戦いや江戸時代を日本が生きているときに、遠くベトナムの地にいた日本人の手仕事の内部が見れて感動です。
現地のベトナムの大工さんと日本人があーだこーだ、こうした方がいいああした方がいいとお互いの技術を持ち寄りながら作ったのでしょうか。

ウオオオオオオオ!
来遠橋(日本橋)のそばのランタンには日本語が。
ご縁あり

トライ&エラー 服のオーダー

ベトナでやってみたかった服のオーダー。
テーラー自体はたくさんあるので明日の出発時間までにできる、というところをいくつか回りました。

勇気を持っていざ、オーダー。
イメージ写真を持っていてみたけれど、説明って難しい。伝えたつもりだったけど、完成品を見ると…

シルエットが思った感じではない?どうして??
何が違うんだ??なんか違う?!

と自分の中でのこだわりポイントの解像度の低さが浮き彫りに。

次に活かしたいオーダーの教訓

「好きなモデルさんのインスタで見たなんか好きな服」
ではうまくいかない。

・写真を用意するべし
→用意したんだけど次も用意します。
・オーダー向きの製品か考えるべし

→オーダーには向き不向きの形があると思います。今回はそこが失敗だった。
・自分のこだわりを把握しておくべし
→なんでこの服をオーダーしたいのか好きなポイントを書き出して解像度をとにかく高める

“好きなモデルさんのなんか好きな服”の
解像度の高さが要!

当たり前のようで全然覚悟が足りていませんでした。

ガイドブックで見ていた価格よりも高かったので、「えー、この値段なら既製品買った方が…」なんてことにならないように、可能な限りお気に召すものを作ってもらった方が良いと思いました。
(数軒回って聞いてみたけどどこも同じような価格帯だった)

よくいくセレクトショップのお姉さんが、何度も何度も交渉をしてこの素材と形にたどりついて…とブログ書いていたのを思い出しながら、
服の知識がない素人である私が、理想の形やイメージにたどり着くにはそんな一回そこらではダメなんだなと思いました。

これも経験。
ちゃんと着るよ。

ベトナムカフェ巡り

旧市街を巡りつつ、疲れたらカフェに入りましょう。ちょっと路地を見れば可愛いカフェが。
気になる建物に入ってみると、そこには素敵な空間が。
ホイアンにはたくさんカフェがありました。

ゴッホのひまわりが1番似合う壁かも

そんなふうに、固形物を入れずにカフェを巡っていると、どうにもお腹の調子が悪くなりました。
シンプルに胃もたれ。友達も揃って胃もたれでした。太田胃酸太田胃酸。

ホテルに戻ると隣で公共事業が始まっていた

ホテルに戻って荷物を置いてしばらく重たい胃を抱えて寝て、何か食べようと近くのパン屋さんでバインミーを買ってホテルのバルコニーで食べました。
こだわって川沿いのホテルのリバービューのお部屋にしてよかったです。

バインミー
昼から夜に変わるのを刻々と眺める時間

川の向こうの見知らぬ家族を眺めたり、壁についたヤモリを目で追いかけたりして、そのまま夕方から夜になるのをゆっくり眺めて過ごしました。
少し暑くて小学生の頃の夏休みのようでした。
(ジメジメしてないので過ごしやすかった)


夜になってから体調も良くなったので川沿いのレストランでマッシュポテトとスープを食べてホイアンの2回目の夜をお散歩しました。

初日はランタンばかり見ていて気が付かなかったですが、仕事終わりのような女性がご飯を食べていたり、おじさんたちが飲み物を片手に語っていたり、店先に楽器を弾いている人がいたり、街の子どもが遊んでいたり。
初日には見えていなかった現地の人の生活を見つけることができました。

ベトナムの蓮は夜も咲く

日帰りはもったいない

ガイドブックでは、ダナンからの日帰りスポットとして紹介されることが多いですがこの街はぜひ泊まってほしいです。

あれもしよう、これも見ようと急ぐことなく深呼吸できるような街の時間の流れも素敵です。
海外旅行だと何かと予定を詰めてしまいがちですが、なんせホイアンの街自体が素敵なのでただゆっくり過ごすだけでも本当に良かったです。

建物一つひとつは世界的な名所というわけではないですが、400年前の手仕事に思いを馳せて街全体でゆっくりと過ごして気ままに歩いてカフェに入って、お腹が空いたらちょいとパンを食べる。

そんなお散歩をするような旅行が好きな方々はぜひ宿泊をお勧めします。
もう一泊してもよかったかなー。

ちょっと値段が張るけど川沿いのリバービューのお部屋がお勧めです。


おやすみ、ホイアン

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