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「セレスティーヌのクリスマス くまのアーネストおじさん」 【159/1000*絵本】

イラストの線が独特で、ピーターラビットと色合いや雰囲気が似ていると言ったらわかりやすいだろうか。他の作家さんに似ていると表現するのはアウトなのかもしれないけれど、そう書いた方が伝わりやすいと思うので今回は敢えて書いちゃいます。あと海外の絵本なので、似たような印象を持ったのかもしれない。

くまのおじさんとねずみの二匹の関係性はよくわからないけれど、ねずみが約束していたクリスマスパーティーをしたいと言い出す。「お金がないから今年はやめておこうよ」と、最初は乗り気でなかったくまのおじさんも、ねずみのお願いを聞き入れ、一緒にいろんなものを拾ってきたもので工夫して、サンタの衣装やパーティーの飾りなどを作る。パーティーにはねずみの友達をたくさん呼んでにぎやかに過ごし、みんなで楽しい時間を過ごします。贅沢でなくてもやさしさとぬくもり、楽しさが伝わってきた。

ちなみに、翻訳の言葉づかいがかなりていねい。会話も「たのしくなってきたわ…」とかなので、言葉づかいに関してはセレブな雰囲気を醸し出してる。海外絵本なので、本当の言葉づかいまではわかりませんが…。この感想をバリバリ関西弁での感想を書くと違和感ハンパないw。

【絵本のキーワード】
くま ねずみ パーティー 手づくり 工夫 やさしさ

「セレスティーヌのクリスマス くまのアーネストおじさん」ガブリエル・バンサン (著), もり ひさし (翻訳)


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