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新版 祇園祭 【15/1000*絵本】

祇園祭が終わった直後だったので選んだ絵本。

「新版 祗園祭」田島 征彦 (著)

【内容】
千年あまりの歴史を持つ祇園祭の壮麗で美しい世界を、祭りを支える京都の町衆の心意気を通して力強く描く型絵染めによる絵本。
第6回世界絵本原画展金牌受賞。

【感想】
絵は、布地に染めのようでにじみが見て取れる。一瞬見たときは版画なのかな?と思った。独特の雰囲気のある感じ。祇園祭のなり立ちや祭りの様子が、すごく簡単に表現してあります。文字は少なめなので、絵を存分に楽しむことができる。

そして横長の絵本のうち、2ページに渡り縦に祇園祭の山鉾をどーんと表現してあるのはド迫力で圧巻!絵本のおもしろさは、見開きの使いかたの工夫にもある。

あと、祇園祭の独特の音も文字を読むだけでも、脳内リフレインする。

こんこんちきちん
こんちきちん
こんこんちきちん
こんちきちん

文字を読むだけで、祇園祭に参加しているような気分になりませんか??

【絵本キーワード】
祇園祭 大人向き 伝統 夏 京都 にじみ

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京都在住歴がありながら、これまで「祇園祭」に行ったことがない。さすがにあの人混みの中は行きたいとは思わないけれど、祭り自体は体験してみたいな。あのぎゅうぎゅうのところじゃなくて、山鉾だけ眺めてみたい。

とはいえ、友人に案内してもらって、祇園祭の裏の楽しみ方を堪能したことがある。それは「屏風祭」。大通りから入った町屋のいくつかが解放されていて、調度品などが展示してある。

人混みも避けられるし、祇園祭とゆかりのものの展示が鑑賞できるのでオススメ。

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