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ちいさなぬま 【45/1000*絵本】

かわいい表紙に惹かれて選んだ絵本。

「ちいさなぬま」井上 コトリ(著)

【内容】
もう、ひとりぼっちはいや!さようならするのがさみしくて、やってきたものをつぎつぎ飲みこんでいた、沼。あるひ、であった女の子は…。心をゆさぶられた沼のおはなし。

【感想】
イラストがテキスタイルの模様に見えるページがある。個人的に繰り返しの模様とか好きなので、ワクワクした。

さびしがりやでひとりぼっちの沼がいろいろな訪問者があるたびに、それらを飲み込んじゃうって感じ。ていうか、冷静に考えると怖い。。。が、もちろんファンタジーな感じなので、ご安心を。女の子がやってきて、「また、あした」って言葉を発すると、沼がハッと気づき魔法が溶けたようなことが起こる。それまで飲み込まれた動物たちもみんな解放され、めでたしめでたし。沼も素敵に変身し、みんなで仲良く暮らしていくというハッピーなストーリー。

【絵本のキーワード】
森 沼 動物 ひとりぼっち さみしさ 孤独 魔法のような言葉

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ひとりぼっちで行ける派と行けない派がいる。わたしは断然行ける派。もちろん誰かと約束して行くのもするけれど。誘おうかなと思っても、相手の状況も踏まえて気を使い躊躇してしまう。えいやって思い切ってお誘いするときもあるけれど、面倒なことを考えたくない場合は、自分ひとりで行動する。最近の近場の観光名所や美術館、気になるカフェなどにひとりで出かけているのはこれに当てはまる。

この前、シャープさんの「寸評恐れ入ります」で、ぼっち花火大会という漫画が紹介されていた。

さすがに花火をひとりで行く勇気はちょっとないけれど。。。(とはいえ、がんばれば行けそうでもあるw。)

先月、友人が一時帰国した際に、神戸の「コンツェルト」のティークルーズに出かけた。ほとんどがグループか家族、カップルの中、女性がひとりだけで来ていた。確かにひとりでテーブルに座ってるのは目立つし、勇気のいることだろう。

しかし、わたしは彼女の気持ちがよくわかる。単純に週末の午後、普段と違う環境のクルーズでお茶したかったのと、海から神戸の街を眺めたかっただけなんじゃないかな。神戸在住かひとり旅だったのかは不明だけれど、自分の欲求に素直に行動しただけなのだ。もしかしたら乗船チケットを貰ったとかそういう理由もあるかもしれない。私たちも乗船については友人の福利厚生でタダだった。

たぶん、ひとりで来ていると周りから見ると「寂しそう」と思われるのも本人はもちろん理解している。というか、私たちもそういう会話をした。

その時に、私も一度ひとりで出かけ、苦い体験をしたことがあることを語ったら、友人たちの爆笑を誘い、今日一番のネタやと言われたw。いや、私としては普通に行動しただけなんだけど。。。当時、神戸六甲山の麓に住んでいたので、年明け2日に六甲山の山の上にあるホテルに出かけたのだ。たまたま寒い冬でお正月から雪が積もっていた。単純に六甲山からだとどんな雪景色が眺められるのだろう??と思っただけなんだな。しかーし、正月三が日は家族連れでいっぱいだったw。

その時の学びで、ひとりで行動したい時は場所と時期を選ぼうと心に決めたのだw。家族連れなどが多いところに出かけなければ、たいていはそんなに浮かない。

おひとりさま行動派、どれくらいいるのか知りたいところ。
あ。誘ってもらうのはめちゃ嬉しいので、その辺はフットワーク軽く臨機応変に行動します!


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