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2024年J2てきとー戦力プレビュー#4~ヴァンフォーレ甲府、清水エスパルス、藤枝MYFC編~

 こんにちは。キリーです。2024年J2てきとー戦力プレビュー#4では中部(東海のみ)に本拠地を置くチームであるヴァンフォーレ甲府、清水エスパルス、藤枝MYFCを「てきとー」にプレビューしていきます。
 このプレビューは「てきとー」に行っています。昨シーズンから誰が移籍したのか、穴埋めはできているのかといった点が主となります。だから戦術云々には深くは触れないようにしています。監督交代や選手構成からフォーメーション変わるかもね程度までです。それでは始めます。


ヴァンフォーレ甲府~魔のACL~

2023年成績:J2リーグ8位 勝点64 18勝10分14敗 60得点50失点 得失点差 +10
 一昨年の天皇杯を制し、ACLにも挑戦することになった甲府。篠田監督を迎え、昇格を目指しますが開幕3戦勝ち無しからの4連勝。このような負け無しと勝ち無しを繰り返しますが、どちらかというと負け無しの期間の方が長く上位をキープ。夏場に6戦勝ち無し後は9戦負け無しで最終戦のプレーオフ争いに名を残します。しかし山形に敗れてプレーオフ進出は叶わず。ACLでは順調にグループリーグを突破したので、昇格という結果も欲しかったですが後一歩及びませんでした。
 ACLが秋春制になったので今シーズン序盤に決勝トーナメントを戦うことになった甲府。そのため残留者も多くでるかと予想されましたが、実際にはその逆の結果になりました。MF長谷川選手、DF三浦選手、MF松本選手、DF井上選手、DF蓮川選手と主力が次々ち移籍してしまいました。
 決勝トーナメント1回戦では韓国の強豪・蔚山現代と当たり、昨季惜しくも逃した昇格を成し遂げるためにも穴埋めの補強は確実に遂行。MFアダイウトン選手は違いを作れる選手なので脅威となるでしょう。4期ぶり復帰のDF今津選手、ホープのDF孫選手MF木村選手と楽しみな存在が控えています。シーズン初めのACLをどう乗り切れるかでリーグ序盤の雰囲気が左右されると思うので、2/15の初戦が肝心です。

清水エスパルス~情熱リベンジ~

2023年成績:J2リーグ4位 勝点74 20勝14分8敗 78得点34失点 得失点差 +44
 優勝候補の一角とされた清水。ゼ リカルド監督を続投させますが、まさかの開幕5戦連続引き分けそして2連敗。このタイミングでゼ リカルド監督を諦め、秋葉監督に託すと見事成功。3連勝含む8戦負け無しを記録し、その後も3連勝、4連勝と順調に序盤の遅れを取り戻し昇格争いに名を連ねます。しかし最終戦、引き分けに終わってしまいプレーオフに回ることになってしまいます。そのプレーオフも1回戦の山形はドローでの勝ち抜けですが、決勝の場のラストワンプレーで東京ヴェルディに屈し2年連続でのJ2ということになってしまいました。
 清水もこのオフは横浜FCと同じく出入りが多いです。やや手薄になったCBとボランチにDF蓮川選手MF矢島選手MF中村選手と実力者を加えることに成功しました。前線にも修行を積んだFW千葉選手、スピードアタッカーのMF松崎選手といった多種多様なメンバーを揃えることができました。今年の昇格そして優勝候補の1番手と言っていいでしょう。

藤枝MYFC~1年耐えれば大丈夫?Part2~

2023年成績:J2リーグ12位 勝点52 14勝10分18敗 61得点72失点 得失点差 −11
 J2昇格元年となった藤枝。開幕2連勝とスタートには成功します。その後は3連敗もしますが3連勝もするという非常に波のあるシーズンに。しかし勝ってしまえばとことん勝てるので連勝や負け無しの期間も長く、シーズン終盤も勝ち星を重ね、J2初年度を堂々の13位で終えることが出来ました。
 オフの移籍では守備系の選手の残留には成功しますが攻撃系の選手は移籍が相次ぎます。とくにMF横山選手とMF岩渕選手は藤枝の攻撃を牽引していたので大きな痛手でしょう。
 そんな攻撃陣での大きな補強はFW中島選手。ゴール数は少ないものの年代別代表にも呼ばれており大きな期待があります。またMF梶川選手はボランチと前線の2パターンで攻撃を司ることができるので頼もしい存在となるでしょう。
 いわきFCのところでも触れましたがJ2昇格2年目での降格例が1チームのみ。昨季見せた攻撃力が今年も遺憾なく発揮できれば残留は固いでしょう。

まとめ~静岡って苦手意識あるよね~

 甲府には好相性を誇るベガルタ。通算42戦20勝11分11敗と大きく勝ち越しているのでぜひとも今年はシーズンダブルを成し遂げてほしいところです。
一方の静岡勢。清水、藤枝ともに去年は1分1敗。清水とは過去28戦9勝6分13敗とそこまで大きな負け越しではないですが、去年は圧倒されました。苦手意識をそこまで引っ張らず、勝ち点を稼いでいってほしいです。

 以上、ヴァンフォーレ甲府、清水エスパルス、藤枝MYFCのてきとー戦力プレビューでした。なんとか週2回の投稿ペースを守り、シーズン開幕前にはこのプレビューが終わりそうな感じです。最後まで「てきとー」にお付き合いお願いします。
 次回は「実力派とホープ入り乱れる中四国」編です。お楽しみに。それでは、また。

2024てきとー戦力プレビュー
#1 ベガルタ仙台編 
#2 ブラウブリッツ秋田、モンテディオ山形、いわきFC編
#3 水戸ホーリーホック、栃木SC、ザスパ群馬、ジェフユナイテッド千葉、横浜FC編
#4 ヴァンフォーレ甲府、清水エスパルス、藤枝MYFC編
#5 ファジアーノ岡山、レノファ山口FC、徳島ヴォルティス、愛媛FC編
#6 V・ファーレン長崎、ロアッソ熊本、鹿児島ユナイテッドFC編
#7 大分トリニータ編
#8 順位予想

参考
・フットボールラボ https://www.football-lab.jp/
・J. League Data Site 出場記録 https://data.j-league.or.jp/SFTP01/
・さっかりん Jリーグ移籍情報 http://soccer.phew.homeip.net/transfer_news/?team=
・transfer market https://www.transfermarkt.com/
・ELGOLAZO Jリーグ選手名鑑2023 J1・J2・J3 エルゴラッソ特別編集

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