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2024年J2てきとー戦力プレビュー#8~順位予想編~

 こんにちは、キリーです。今回は2024年てきとー戦力プレビューのラストということで今年度のJ2リーグの順位予想を「てきとー」にしていきます。上位予想されて嬉しく感じたり、逆に下位予想されて悲しんでしまうチームもあるかと思いますが、それは順位予想にはつきもの。何卒ご了承ください。それでは始めます。


順位予想 11位~20位

 今年残念ながら降格圏に予想したのは山口いわき栃木の3チームです。山口は守備面の改善を目指し志垣監督を招聘しましたが、DF陣に大きな変化はないので劇的な改善は難しいのかなと思いました。いわきは主力の大量流出からのチーム再構成に時間がかかりそう。栃木は得点さえ取れれば残留できると思いますが、田中新監督の手腕が未知数なのでギリギリ降格圏に予想しました。
 下位予想した中で残留争いに巻き込まれるかなと考えたのは熊本水戸愛媛鹿児島の4チーム。熊本は選手の入れ替わりの少なさと数の問題から昨年同様に大きい勝ち無しに陥った時に上手く脱出できなさそうと思いました。水戸はルーキーの多さゆえの経験不足な点がシーズンのどこか、おそらく夏頃に出るのではないかと思います。今までもルーキーの多いチームではあったので、熊本ほど心配はしていませんが上位に向かうには夏場の移籍を回避するなどのミッションもあるので難しいかなと思います。愛媛、鹿児島は昨年からの継続路線で主力流出も少ないので昨年の藤枝ような躍進も見せる可能性があるチームです。どちらかというとJ2での戦いを知ったメンバーの多い鹿児島が上位に進出する可能性が高いと思います。
 藤枝秋田長崎の3チームは残留争いには巻き込まれないと思います。どちらかというと昇格やプレーオフを争えるポテンシャルはあります。藤枝は昨年のような波のあるシーズンを送ると対戦相手の研究も進むので勝利がより遠のきそうな気がしました。秋田は昨年も同じようなことを書きましたが、このあたりがあの戦術と選手の質の限界かなと思います。どこかの国の代表やそれに匹敵するFW、スペシャルなキッカーがいないとこの戦術では上位にいけないと思います。この位置に長崎を予想する人はなかなかいないと思いますが、下平監督は昨季大分で夏から大ブレーキを記録しています。この大ブレーキをヒントに(選手は変わっていますが…)長崎を攻略しようとしてくると思うので思うように勝ち点は伸びないかなと考えました。

順位予想 1位~10位

 上位陣でプレーオフに進出できないと考えたのは徳島群馬仙台大分の4チーム。徳島はジンクスという強力なお守りがありますが、シーズン開始から吉田監督が率いるというJサポにとっては「それは大丈夫なのか」と怪しむ点があります。途中からだったりカップ戦などの特殊環境だと吉田監督の信頼が大幅アップしますが、シーズン開始からだと今のところ結果を残せていません。SBの層も他クラブと比較すると薄く感じるのでプレーオフ争いからは早目に離脱するかなという10位予想。群馬は昨年の主力が残り、適材適所な補強もできています。ネームバリュー負けなところがあり9位予想ですが、プレーオフ圏内は十分にあるチームだと思います。大分は片野坂監督の復帰という大きなニュースがありますが、加入選手が少なく監督の色でしか変化が見いだせないのが不安要素。選手層は良いのでプレーオフ争いはすると思いますが、最後に脱落するのかなと思います。
 さて仙台ですが、私は期待を込めての8位予想です。J1に昇格して終わりではなく、そこで戦い、いずれタイトルというのが皆の望みだと思います。今年昇格しても、クラブとしての体制もハード面もサポーターの状態としても固まっていないものが多すぎます。3年かけてこういったものを整えてから昇格しないと、エレベータークラブになってしまいます。今年は現場での育成方針が上手く機能できる基礎があるか確認し、来年はその方針をさらに打ち出し若手を育て、再来年昇格くらいでも遅くはないと思います。それでも去年のようにあんまり下位だと心配するので、しっかり勝ってこのあたりにいてほしいです。

 プレーオフ圏内に入るのは千葉甲府岡山山形と予想しました。千葉は昨年好成績を残しました。選手の入れ替えはGKが中心ですが、キャンプ序盤から仕上がっているとの噂です。ただそういうチームは研究対象になり、変化したくても選手の入れ替わりの少なさが響くかなと思いました。甲府はACLでの勝ち上がりが難しくなりそうになったことでリーグ戦に集中できるのかなと考えました。またルヴァンもシーズン序盤には無く、序盤無双からの落ち着いて5位になるのではないかという予想です。岡山は柔軟な変化ができるチーム構成。昨年もそのスタイルを目指しましたが、その途上がゆえにうまくいかなかったのシーズンと感じました。選手の入れ替わりは激しいですが、前線がいかに点を取れるか突き詰めれば4位よりも高い順位は狙えると思います。山形はオフシーズンは順調そのものです。ですがここ数年開幕ダッシュに失敗しまくっています。開幕ダッシュに仮に失敗しても我慢しきれれば自動昇格圏まで行けると思います。

 自動昇格は清水横浜FCと予想しました。大混戦のJ2ですが、この2チームは選手の数、質ともに半歩抜け出しているのかと思いました。特に清水は昨年のプレーオフのリベンジという大きなメンタル面的要素もあるので優勝するのではないかと思いました。横浜FCは清水のようなメンタル的要素はないですが選手層も安定してあるので、また昇格するのではないかと思います。

 20チームにチーム数が減ったにも関わらず、降格するチーム数が増えたりとこれまで以上に〇〇争いに関わるチームが増えます。よりスリリングなリーグになったので、勝ち続けるのは難しいですが1つでも多く勝利してほしいですね。

 以上、キリーの2024年J2「てきとー」順位予想でした。一昨年はまあまあ良い筋だったのですが、昨年は大外しでした。「まぁ、そういう意見もあるわな。」ぐらいに受け取ってもらえば幸いです。
 開幕の大分戦のレビューだけはしっかりやりたいので頑張ります。年度替わりも近づき、忙しくなるのが確定しています。試合の「てきとー」レビューもどこまで書けるか分かりませんが、マイペースに続けるので気兼ねなく見てもらえれば幸いです。それでは、また。

2024てきとー戦力プレビュー
#1 ベガルタ仙台編 
#2 ブラウブリッツ秋田、モンテディオ山形、いわきFC編
#3 水戸ホーリーホック、栃木SC、ザスパ群馬、ジェフユナイテッド千葉、横浜FC編
#4 ヴァンフォーレ甲府、清水エスパルス、藤枝MYFC編
#5 ファジアーノ岡山、レノファ山口FC、徳島ヴォルティス、愛媛FC編
#6 V・ファーレン長崎、ロアッソ熊本、鹿児島ユナイテッドFC編
#7 大分トリニータ編
#8 順位予想

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