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こんなカウンセリングがあったらいいな

という声を聞かせてください。っていう機会って、なかなか無いと思います。

例えば、

〇〇県在住です。
家族問題について、DVやアディクションについての理解のあるカウンセラーさんに相談してみたい。近くにいらっしゃるのかな。有名な先生のいらっしゃる都内まで出るのは負担が大きいです。

精神分析的心理療法に興味があります。でも、この県では検索しても出てきません。それにセイシンブンセキってかなり敷居が高いです。

認知行動療法専門の機関が他県にはあると知りました。当県にもぜひ出来てほしい!

トラウマケアをしっかり受けられるセラピーセンターのようなものが近くに欲しい。

・・・・

こういうお声を吸い上げることが出来たら、ユーザーにとっても、専門家にとっても、動きやすくなります。

当室カウンセラーは15年ほど、関東地方の様々な現場に出向いておりました。様々なコミュニティの中で、声になりにくい心理支援へのニーズに触れてきました。

多くの現場で聞かれたのは、はじめから冒頭のようなはっきりした要望の形ではなく、うっすら、ぼんやりとしたニーズでした。それを何度も足を運びながら、徐々に詳しく伺っていくと、そういう訴えになる。というイメージです。

そこから当カウンセリングルーム立ち上げのコンセプトが見えてきました。

こういった、いわゆる御用聞きのような動きが、心理士、心理師の「らしさ」だなと思います。

どんなカウンセリングがあったらいいでしょう?

私は何をしたらいいでしょう?

と問いかけることを大切にしたいと考えています。

声なき声をはっきりした声に変えていくことは、心理士、師の最大のウリの一つであり、専門性だと思っています。

心理士、師と話し続けていくと、霧が晴れていく。そういう体験をご提供したいと思います。







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