レース模様の図書室|DAY 1
オンライン開催という初の試み——霧とリボン 或る日の少女たちシリーズ企画展 II《レース模様の図書室》が本日無事初日を迎えました! さっそく、カリスマ店員コンビのレミーちゃんとクィンクが、吉祥寺にある菫色の小部屋から、皆様へご挨拶。
影山多栄子|人形
金田アツ子|絵画
くるはらきみ|絵画
黒木こずゑ|絵画
須川まきこ|イラスト
野村直子|絵画
深瀬優子|絵画
横井まい子|絵画
アンヴァンテール|フランスアンティーク
Belle des Poupee|アクセサリー
massaging capsule|服飾小物
massaging capsule & 霧とリボン|カフス
合田ノブヨ|ケット・シー人形
河井いづみ|グッズ
西善製菓舗|長崎かすてら(包装紙デザイン:河井いづみ)
本展メイン・ヴィジュアルに使用した、レースを纏った書物を中央に——そこから馥郁と少女たちの物語がはじまるように、会場を構成しました。
少女たちがひととき過ごす、レース模様の図書室——総レースにプリーツフリルのあるオフホワイトの英30年代のドレスやガニーサックスのモーヴ色のドレス、アンティークレースをあちこちに飾って。
毎回、まるで事前に設計図を描いたかのように、作家さまの作品があるべき場所にピタリとおさまる不思議——別々の場所で描かれ、そして作家さま自身の手をはなれて歩き出した少女たちが、ここ菫色の小部屋で出会い、「レース模様の図書室」は動き出しました。
ディスプレイは、少女たちの囁きに耳を傾けながら。カリスマ店員は少女たちの居心地を陰で管理する執事(理想はジーヴス)のような存在でもあります。暗躍を知られないように、お客様が扉を開けた時、まるで長い間、ずっとそこにあり続けたような、人の気配はするものの、作品たちの時間だけが煌めいているような——そんな空間の趣きが、霧とリボンの理想です。
そうして整った展覧会は、訪れるお客様により日ごと表情を変え、束の間この世界に存在した儚い証を、記憶という場所に刻みます。
オンライン・ギャラリーMauve Cabinetははじまったばかり。これからどのような場所になっていくのでしょう。
夜には作品紹介を行います。DAY 1の本日は、画家の深瀬優子さまと、同じく画家の金田アツ子さまの絵画作品。そして、本展よりお取り扱いがスタートする西善製菓舗さまの長崎かすてらをご紹介致します。
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