少女の聖域|DAY 2
2日目の扉が開きました。
本日の聖域に流れているのは、微睡みの時間。
Miss Moppet Dollsの菫色の「少女」は、ビスクの頬を薔薇色に染めて物憂げに佇んでいます。
硬く冷んやりとしたその肌合いの中に、あたたかな少女性を秘めて。
白詰草や金魚草に囲まれた永見由子の「少女」も、眠りと覚醒、幻想と現実の狭間でどちらに行こうか躊躇している様子。
優しい表情の奥には毅然とした決意が隠されているのかもしれません。
いたいけで可愛いことだけが「少女」に許された資質だと思い込ん