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柴田幸治
2021年3月13日 13:58
ウルシノキから漆を採取することを漆掻きといいます。漆掻きの方法は2種類あり、一つは夏〜秋の数ヶ月をかけて漆を採り尽くし、一年限りで伐採してしまう「殺し掻き」、もう一つは夏だけ採取し何年も採り続ける「養生掻き」です。国産漆の7割を生産する岩手県をはじめとして日本では殺し掻きが主流です。そのため毎年数千本のウルシノキが伐採されていますが、それらは漆掻き職人さんが薪にしたり、オブジェとして使われたり