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突然、過去の痛みが浮上してきたとき

こんにちは。かちゆみこです。

自分の内側を癒していくうちに、ある日、突然、いつか、幼い日に無意識にしまいこんだ「記憶」を思い出すことがあります。

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それは、本人にとっては、激しい感情を伴うものだったりするので、困惑したり、つらく感じるかもしれません。

「なんで、今さらこんな記憶のカケラを思い出すの!?」

せっかく意識にのぼってきた記憶を、また、意識の底へと沈めたい気持ちにさえなるかもしれません。

ですが、これは、セラピー的にとらえると、実は大きな癒しのチャンスです。

なぜなら、無意識に沈んでいるものこそ、あなたの知らないうちに、現実へ大きな影響を与えているからです。

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私自身も、自分を癒すプロセスの中で何度も、何度も、顕在意識では想定できなかった真実が浮上してきて、びっくりしました。

こちらの記事にもご参考に♪

身体はトラウマを記憶する~幼稚園バスのトラウマ体験が『今』に及ぼしてきた驚愕の影響~

「私たちに父親はいなかった」という理解

そんな風に突然、激しい感情とともに昔の記憶が沸き起こるとき、インナーチャイルドセラピー的に捉えると、今まであなたに対して心を閉ざしていたアダルトチャイルドたちが、「もしかしたら、今なら、ありのままの私(ぼく)を受け止めてくれるかも・・・」と、心を開きかけているサインだ・・・とも言えます。

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セラピーは、無意識の海に潜り込んで、あなたが忘れていた事実と対峙し、安心という包み込むエネルギーの中で、自分の顕在意識へと統合していくような作業です。

記憶のカケラが、自然と顕在意識という海上に浮上してきたとき、普段は意識しにくい層(無意識)にある事実とつながり、適切なケアを施すチャンスができるのです。

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「こどものあなたがそのとき、大人にしてもらいたかったことは何ですか?」

そういう痛みを伴う記憶がわいてきたとき、上のような質問を自分の内側に投げかけてみましょう。

そして、実際に、イメージの中でしてほしかった言葉をかけ、その子のニーズを満たしてあげましょう。

ここで、とっても大切なのは、無視しないこと。

痛みを伴う記憶の浮上=インナーチャイルドからあなたへのSOS

もしかしたら、インナーチャイルド(幼い時の私)が何か言いたいことがあるのかも・・・と、そこに意識を向けてあげることです。

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インナーチャイルドと、すぐにいい関係を築けなくても、焦らなくて全然、大丈夫。

ゆっくりと時間をかけて、関係を築いていけばいいのです。

大事なのは、「あなたを見ていますよ。力になりたいと思ってるよ」という関心を向け続けること。

そして、今のあなたにできる最大限のことをしようとする姿勢です。

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無理に背伸びしようとしなくても、「今のあなた」にできることを探し、トライし続けることです。

その真摯な想いは、必ず、チャイルドたちの心に届きます。

リアルな子育てと同じように、インナーチャイルドとの関係づくりにおいても、忍耐力はとっても大切なキーポイントです。

私自身も、これまでトライ&エラーを繰り返しながら、少しずつ、インナーチャイルドとの絆を育んできました。

たくさんの内なるこどもたちと出逢う中で、チャイルドたちのニーズをくみ取り、満たす方法に、手ごたえを感じられるようになりました。

自分の内側との絆を育みたい方は、まずは無料お試しセッションをご利用ください。



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