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yogaの八支則を落とし込む


体が明太子の粒々のイメージ。
歩くと風が隙間を通り抜ける感覚。
透明人間になってるかのような
ヨガをしていると時々歩いていても、そんな風になってます。

「プラティヤハーラ」

YOGAの段階にて「プラティヤハーラ」
:外側に向いている意識を内側に向けていこうという教えです。この辺りから意識を完全に自身の内側に向けて、瞑想状態を作り始めます。

ヨガの経典の一つ「ヨーガスートラ」(:紀元前後にパタンジャリ氏によって全4章で構成され、どのようにヨガを実践するのが良いかを分かりやすくまとめた実用書)には、八支則が記されています。

この著書の冒頭で、パタンジャリ氏はヨガを「チッタ・ヴリッティ・ニローダ(心の作用の止滅のことである)」、つまりヨガとは「心を静めるものだ」と定義しています。

その8つの柱が下記。

「ヤマ」:日常生活の中で、他人や物に対して慎むべき5つの心得

「ニヤマ」:日常生活の中で、自分に対して守るべき5つの心得。

「アーサナ」:ヨガのポーズ。瞑想に適した「安定して快適な座法」を身につけるための練習をすること。

「プラーナヤーマ」:呼吸と体・心を繋げることに意識を向けること。

「プラティヤハーラ」:感覚への意識を深め、コントロールすること。

「ダーラナ」:一点集中。 

「ディアーナ」:瞑想状態。

「サマーディ」:ヨガの最終目標。解脱、や悟り、至福。


と8段階に分けられていて、全てが関連し合っていると言われています。

先日「プラティヤハーラ(感覚の制御)」が深まった体験。
なるほど、こういうことか。と
でもこれもあくまでも浅瀬だと感じています。
ヨガのポーズ(アーサナ)や呼吸(プラーナヤマ)はヨガに出会った時からら誰もが行っているものだけれど、続けると形だけではない、と感じていくように。
「こういうことか!」の気づきの積み重ね。
積み重なって、見下ろした時にあの時の感覚はまだまだだったな、とわかるものだと感じています。

ケンブリッジ大学Barbara Sahakian教授の研究によると、人は1日に最大3万5,000回の決断をしているそう。
頭の中は常に色々なことがグルグルと回っています。
アーサナ・シャバーサナ中「帰ったら何しよかな」「晩御飯どうしよう」「子ども迎えに行かなきゃ」「今日のシャバーサナ長いな」などなど笑
あらゆることが絶え間なく浮かんできます。

だからこそ、あえて!!
感覚に意識を向ける訓練をするのです。きっとみんなしているはず。

・手のひらのあたたかさや、重み。
・物理的には肺にしか呼吸が入っていないけど、感じるもの
・呼吸によって動く体の部位
・ほっぺたの感覚
・匂い
・聞こえてくる音
・自分の輪郭
・地についている部位の安定感や不安定感
・浮かんでくる感覚を上から見下ろす感覚
・湧き出る感情を認めてどうしたいか感じる繊細さ

あげ出したらキリがないけど、繊細に1秒でもその瞬間を受け取ってみる。
最初は長くできなくて、でも続けていくと1秒から2秒になって…
この繰り返しがとても大切だよね、と先日話していました。

感覚の制御。外側から内側に。より深いところへ。
どちらかというと、私は数値でそういうものを見たい、という気持ちも強いので、全てが可視化できたら良いなとも思いますが
この「感覚」の繊細さをより研ぎ澄ませていけたら良いなとヨガをしていると思います。両方大事。

今日より明日のヨガは深まっていて
それは体が動く、とか動かない話ではなくて。

明日もヨガを続けてみようっと♡
楽しい♡




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