見出し画像

あちらから…🍸️

もう閉店してしまったけれど、行きつけのbarがあった


前の職場は仕事の飲み会が多かった

まだ、流行り病など影も形もない時代

参加者は男性ばかりの懇親会、親睦会、反省会、慰労会などと言う名の、断れない飲み会

ほとんど二次会までは全員参加だ

私は仕事での参加なので会費は無いけれど、代行代は回数が増えるとお財布に優しくない

メンバーによっては代行代まで出してくれる場合もあるけれど、そんなのは稀

あの頃、代行のポイントカードが何枚貯まったかわからない

小さな町の代行は馴染みになり、疲れてうとうとしても家まで連れて帰ってくれるから有り難くはあった

気の進まない日も無くはないけれど、そんな席じゃないと話せない人もいるので飲み会はある程度は必要だと思っていた私は、昭和のサラリーマンか(笑)

そういう飲み会の後には「行きつけ」に行った

23:30頃までにお開きになれば寄って帰る

家族は既に寝ている時間

ちょっと気持ちの切り替えをしたい

1杯目はお決まりのソルティドッグ

2杯目は色々

水割りだったり、カクテルだったり

平日が多いので翌日のことを考えて軽いものにしてもらう

そんなある日

オーダーしていないのにマスターがカクテルを差し出した

「あちらのお客様から」

少し離れたところに座っていた1人の男性が会釈をした

「ありがとうございます」とお礼を言った

ドライマティーニ

綺麗だった

その人は話しかけて来るわけでもなく1人で飲んでいた

マティーニをひとくち口に含んだ

これはだめだ、そう思った

だめだ、というのは味ではない

これを飲んだら酔ってしまう

家に帰るまでは酔わないことにしている

2口目を飲みマスターに代行を呼んでもらう

平日のためか、遅い時刻だったからか、あまり時間はかからなかった

車が来るまで会話をしたのか記憶にない

マスターとその人に「ごちそうさまでした」と言い店を出た。


ガラケー時代のお話しです😊

peach_chanさんがこんな予告記事を書かれました。


そして…

あちらの彼女に…🍷    のpeachさんの真相は(笑)

peach_chanさん、いつも楽しい記事をありがとうございます😊


barの過去記事はこちら


ヘッダーはみんなのフォトギャラリーから❤️







この記事が参加している募集

スキしてみて

いただいたサポートは楽しい時間を過ごすために使わせていただきますがよろしいでしょうか?☘️