出逢イ坂〜街角美身～ミノレカナエ 019／小説＋詞(コトバ)

♪愛し合いながら…永久に／02

ねぇ…
感じ合いながら
ねぇ…
助け合いながら
ねぇ…
許し合いながら
ねぇ…
信じ合いながら
ねぇ…
生きて行きましょう
ねぇ…あなた

きみと永遠(とわ)に
あなたと久遠(とわ)に
存(あ)り続けるの
ふたりは永久(とわ)に

ねぇ…
見つめ合いながら
ねぇ…
触れ合いながら
ねぇ…
語り合いながら
ねぇ…
抱き合いながら
ねぇ…
生きて活(い)きましょう
ねぇ…ふたり

あなたとともに
きみとともに
存(あ)り続けるの
ふたりでともに

ねぇ…
愛し合いながら
ねぇ…
いつも　いつまでも
ねぇ…永久に


　『この道を行く…』。

　看板にそう書いてあったのですが、表通りではなく、脇道にある店は、宣伝に工夫を凝らしているので、面白いです。

　俺が行ってみたい店の九軒目なのですが、こちらの店は、出逢イ坂から５ｍ入るだけなのですが、なかなか角を曲がって頂けないので、このフレーズを考えたのでしょう。

　元プロレスラーの方なら、「行けばわかるさ…」と続けるところですが、行けば季節の料理が味わえるのでしょう。

　その隣は、俺が行ってみたい店の十軒目で、看板には、『目で楽しみ、舌で味わう。粋な街で出会う、心づくしの味』とありました。

　是非、その心づくしを味わってみたいですね～！


　メジャーレコード会社の方なのに、わざわざ範子のバイト先まで来てくれたのは、武野(タケノ)さんと言い、顔も雰囲気も怖いのですが、人は見かけじゃないんだということを、範子は、ひしひしと実感していました。

　そして、この話を聞いた成丸が、飛び上がって喜んだのは、言うまでもありません。

　良い話であれ何であれ、とにかく、メジャーのプロデューサーが逢ってくれるのですから。

　二人の胸は、これでもかというくらい、期待で膨らんでいました。


♪夢のド真ん中へ！／01

君が見た　見続けていた
目の前に　夢が見えて来た
きっと叶うから
Ｓｏ！　叶えられるから
それが　物語の始まり
Ｙｅｓ！

そして　この夢が
今まさに　動き始めたなら
進もう！　もっと夢へと
行こう！　夢の真ん中へ
走って行こう！　もっと真ん中へ