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6月16日は、父の日(2024年)&スペースインベーダーが初お披露目&和菓子の日/嘉祥の日&フォードが創業&ブルームの日&アフリカの子どもの日&家族送金の国際デー

【父の日(2024年)】

父の日は、アメリカのある夫人が父の思いを受け継ぎ、母の日のように、父にも感謝するための日を提唱したのがはじまりとされています。

夫人の父の誕生日が6月だったことにちなんで、後日、アメリカの記念日として制定されました。

日本でも、アメリカにならって、6月第3日曜日に設けられているため、2024(令和6)年は6月16日が父の日です。

アメリカでは、父が存命の場合は赤いバラを、他界している場合は白いバラを贈るのが慣習となっていますが、日本では、日本ファーザーズ・デイ委員会が、黄色いバラや黄色い何かを贈ることを提唱しています。

近年では、黄色い何か以外にも、父親に対して、(仕事に使える)実用品、(趣味に関する)嗜好品、一緒に晩酌をする、同じ時間を過ごすといった「ありがとう」を、自分なりのかたちや行動で伝えることが大切なプレゼントとされています。

《世界の父の日の一例》
8月8日:中国語で「父」を意味する「爸爸バーバ」と、パ(8)パ(8)の発音が似ている語呂合わせ:台湾
3月19日:聖母マリアの夫で、イエス・キリストの養父「サン・ジュゼッペ」の祝日:キリスト教圏
11月第2日曜日:11月に祝日がなかったため:フィンランド


【スペースインベーダーが初お披露目】

1978(昭和53)年6月16日に行われた発表会にて、アミューズメント施設の運営や機器の開発等のエンタメ事業を展開している株式会社タイトーから、「スペースインベーダー」が発表されました。

侵略してくる宇宙人やUFOを、宇宙空間で迎撃する設定のシューティングゲームは、テーブルゲームとしてゲームセンターや喫茶店に置かれると、瞬く間に大ヒットしました。

ゲーム設計上のバグが目立ったものの、そこから、名古屋撃ちを代表するような数々の攻略法が生み出され、より人気に拍車をかけていきました。

その後、インベーダーハウスと呼ばれるスペースインベーダー専用ゲームセンターが登場するなど、その人気は世界的にも大ヒットしました。 

そして、この日は、スペースインベーダーの日として記念日に制定しています。


【和菓子の日/嘉祥の日】

848年、疫病退散を祈念するために、元号を嘉祥(かしょう)と改元し、6月16日に、16の数にちなんだ菓子や餅を神前に供えたという「嘉祥菓子」の故事にちなんで、全国和菓子協会が記念日に制定しています。

嘉祥菓子は宮中行事として伝えられ、江戸時代には6月16日を嘉祥の日として、通貨16枚分の菓子を買って縁起をかつぐ慣習がありました。


【フォードが創業】

1903(明治36)年6月16日、世界の自動車王と称されるヘンリー・フォード1世が、自身の自動車会社「フォード」を創業しました。

アメリカ・デトロイト近郊に本社を構える自動車メーカーは、ゼネラルモーターズ、クライスラーと並んで、アメリカ自動車界ビッグスリーのひとつに数えられています。

フォードは創業まもなくして、生産工程における科学的な大規模マネジメントを実施していて、特に、ベルトコンベアを導入したことで流れ作業を実現させ、短時間による大量生産を可能にしました。

加えて、高効率の工場設備、高給料の工員、一台当たりの生産コストの革新的な低減といった施策は、フォーディズム生産方式とも呼ばれていて、その経営ビジョンも含めて、今日でも模範です。


【ブルームの日】

ジェイムズ・ジョイス氏

ジェイムズ・ジョイス氏の小説「ユリシーズ」は、1904(明治37)年6月16日の1日の間に起こった出来事が描かれていることから、同小説のファンによって、ユリシーズの主人公「ブルーム」の名を冠して、6月16日に記念日制定されています。

モダニズム文学における重要な作品のひとつと目されている「ユリシーズ」は、20世紀を代表する小説とも称されています。

また、登場人物の意識の流れ、入念な作品構成、駄洒落、パロディ、引用手法、ユーモアなどなどの、読み手を引き込む数々の技法は、今なお多くの著名人から称賛を集め続けています。


【アフリカの子どもの日】

黒人学生のデモがきっかけで、1976(昭和51)年6月16日に「ソウェト蜂起」が起こったことにちなんで、アフリカ統一機構(現:アフリカ連合=AU)が、同じ悲劇を繰り返さないための記録として、記念日を制定しています。

《ソウェト蜂起》
黒人と白人の人種隔離政策アパルトヘイト下の南アフリカで、その政策に反発し、デモを起こした黒人学生たちと、鎮圧しようとした警察隊の間で起こった衝突事件。

一連の騒動で、死者500人以上、負傷者2,000人以上もの大惨事の流血暴動事件として記録されています。

白人支配に抗議し、肌の色の違いによる差別撤廃を、改めて意識することが提唱されています。


【家族送金の国際デー】

国連総会で決議され、6月16日に国際デーとして記念日に制定されています。

国際表記:International Day of Family Remittances

全世界で2億人以上いるとされる移住労働者が、多くの家族の生活を向上させ、子ども達に希望の未来を築くために貢献していることへの認識を深めることが目的とされています。

また、移住者が国元の家族へ送金する際、地域によっては人伝てでないと送れないことから、搾取され、うまく届けられていない危険性が、今なお現状としての問題です。

そのため、国連主導の元で、国際送金プラットフォーム促進、環境配備、非公式取引の軽減活動 が実施されています。

加えて、例年6月16日を中心として、手数料無料で家族送金できる取り組み、モバイル送金に関する教育の場も、提供されています。


(以上、ネット検索より)

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