見出し画像

星降り祭・・・天と地の調和

先日、星田妙見宮で行われた星降り祭に参加。星田さんには何度かお参りに行ったことはあるものの、星降り祭に参加するのは今回が初めて。御奉納の演奏と舞、語りを楽しみに出かけて来ました。

星田妙見宮 星降り祭 「海人族の星の記憶~弘法大師と七夕石~」

星降り祭は星田妙見宮の創建並びに当地「星田」の地名に由来するお祭りです。今から約1200年前の平安時代、弘法大師が交野に来られた折りに,獅子窟寺吉祥院の獅子の窟に入り、秘法を修されました。この時、天上より七曜の星(北斗七星)が降臨し、星田の里の三か所(妙見宮、光林寺、星の森)に分かれて落ちたと伝わります。この降星伝承に由来するのが星降り祭であり、星の降臨日は7月23日と伝わっています。後に、弘法大師は星田妙見宮を訪れ、現在のご神体である磐座に開眼供養を行い、「三光清岩正身の妙見」としてお祀りされました。後世には淳和天皇、白河天皇、後醍醐天皇を始め楠正成、加藤清正以下、農民にいたるまで崇敬を集めたと伝わっています。

渡会美枝子さんのご案内より

美枝子さんの語られていた「天と地の調和」が舞や音、唄をとおして再現された特別な時間を過ごしました。この日受け取ったメッセージは少しずつ自分の中で発酵しつつある感じ。大事にしていきたい。

「天と地の調和」で思い出したのがアインシュタインのこの言葉だった。

A human being is a part of the whole, called by us “Universe”, a part limited in time and space. He experiences himself, his thoughts and feelings as something separated from the rest — a kind of optical delusion of his consciousness.

人間とは私たちが宇宙と呼ぶ全体の一部であり、時間と空間に限定された一部である。人間は自分を他と切り離されたものとして体験し、その自分が考えたり感じたりしていると思っているけれど、それは意識についてある錯覚が起こっているからである。

This delusion is a kind of prison for us, restricting us to our personal desires and to affection for a few persons nearest to us. Our task must be to free ourselves from this prison by widening our circle of compassion to embrace all living creatures and the whole of nature in its beauty.

私たちはこの錯覚という欲の牢獄に閉じ込められているせいで、自分のことや周りの少数の人間のことしか考えられなくなっている。思いやりの輪を広げ、あらゆる生物や自然と調和して生きることで、この牢獄から自らを解放しなければならない。

Nobody is able to achieve this completely, but the striving for such achievement is in itself a part of the liberation and a foundation for inner security.

誰もこれを完全に達成することはできないが、その達成を目指すこと自体が解放の一部であり、それによって内なる安心を築くのである。

御奉納の後ご案内いただいた磐座。
でっかい〜
巨大な磐座を裸足で歩いていると大地の力と天の力を同時に感じた。

この日はお祭りのフィナーレ「湯立神楽」までフルコースで星づくしの一日でした⭐️
お会いした皆さん、いただいたご縁に感謝。

今度またゆっくり訪れたいな〜


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?