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おじいちゃんの話

こんにちは!きら⭐️です!今日は私の大好きなおじいちゃんが可愛い件について書きたいと思います。

笑顔が素敵なおじいちゃん

いちゃんは昭和5年(1930年)生まれの90歳!!!!戦争を生き抜いたすごい人です。今回はそんなおじいちゃんを紹介します!どの家族でも、おじいちゃんおばあちゃんって可愛くて、大切にされていると思います。我が家でもおじいちゃんはアイドルです笑。可愛すぎてインスタのおじいちゃん専用アカウントもつくちゃったので是非みてあげてください😂

https://www.instagram.com/hiroshi_yamashita_oji

本人は気に入っている服装

おじいちゃんは、字が書けません。本人は小さい頃に頭を殴られたからだと言っています。こうして文章をかいている私には、字が書けない世界ってどんなんだろうって、想像ができないです。本人は言いませんが母曰く、字が書けないことで、いじめられたり、騙されたりと大変な苦労があったようです。

本などは読めない分、普段はテレビを見たり、ゲームをしたり、パズルをしたりして時間を過ごしているようです。

オセロをするおじいちゃん iPadを貸してあげた
パズルをするおじいちゃん

今は私の母と親子2人、ゆっくりと田舎で暮らしています。家の中では絵を描いたり、数字の勉強をしたりします。家の外では、茗荷取り、野菜の手入れ、散歩、川遊びなどをします。昔は土木の仕事をしていたというおじいちゃんは外の仕事が得意で、畑で野菜を育てたり、駐車場の屋根を作ったりと元気に動きます。

白菜を収穫したおじいちゃん
じゃがいもを収穫したおじいちゃん

時々私が好きなカフェ巡りを一緒にしてくれます。

タピオカに人生初挑戦するおじいちゃん

今はこんなふうに元気なおじいちゃんですが、2020年には一時期大変な時がありました。

コロナで留学が中断になり3月に緊急帰国をした私は6月までの3ヶ月間、授業もバイトもない本当に何もすることがない日々を実家で過ごしました。高校から家を出ていた私にとっては久しぶりにおじいちゃんとゆっくり過ごす機会になりました。おじいちゃんが大変だったのはそんな時期でした。

その当時、おじいちゃんは急激に体調が悪くなっていました。腸の手術をきっかけに、身体的というよりは精神的に不安定な状況になっていたと母から聞きました。家で誰かが入ってくると怯え出したり、自宅から何キロも離れたところに行ってしまって夜まで帰ってこず、警察に保護されたりしたそうです。

母は日中仕事でいないのでおじいちゃんが1人でいることが心配になり、施設に入れることを検討していました。そんな中での私の帰国。

私はできるだけおじいちゃんと一緒に時間を過ごして、少しでも状態が回復するよう努力しました。朝はラジオ体操をし、散歩に。畑も昔にすっかり辞めてしまっていたのを一緒にやろうと誘って、庭の至る所に土を運んできて畑を再開させました。私が本を読む間おじいちゃんにもパズルや頭を動かすゲームをしてもらい、簡単な足し算引き算ドリルも自作して勉強会をしました。今まで母に任せていたお皿洗いも2人で一緒にやりました。

年寄りをこき使ってとお叱りを受けるかもしれませんが、何もすることがないと、どうしても生活にハリがでず、精神的にも元気でいられないのだと思います。おじいちゃんがみるみるうちに元気を取り戻していきました。何歳になっても生きがいを持って人生をハリのあるものにすることが大切で、そのためには家族のサポートがすごく大切だということを実感しました。

緊急帰国になってしまったのは悲しかったですが、短かにいる人が元気になってくれるなら、私が留学を中断した意味もここにあったのかなと感じました。もしかしたら神様がおじいちゃんのために私を帰らせたのかもしれないなと感じました。

おじいちゃんがいつまでも元気でいてくれることを願っています。

湖を見るおじいちゃん


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