新年度の野望

窓際のポジションながら、野望は持っている。
今年度は、変革の年なのだ。
観点別評価が入って三年目。
つまり、全学年で観点別評価をすることになる。
過渡期は終わったということだ。

変革というより革命といったほうがいい。
平民と貴族がひっくり返るような。

これまでは教師が授業で、
知識を一方的に100垂れ流し、
そのうちいくつ覚えているかが問われた。
90覚えていたら超優秀、20も覚えられなかったら赤点、と。
圧倒的経験値を持つ教師は永久にマウントをとってきた。

これからは教師が授業で、
20かそこら教えて、
生徒たちは、それを積み上げていく。
自分で積み上げてもよし、
仲間と積み上げてもよし。
天才は足し算どころか掛け算で100を超えてくるだろう。

教師だけが答えを知っていて、
生徒が頭を下げて教えを乞う時代は終わった。
教師がマウントしている場合ではない。

観点別評価から、観点別指導へ。

策はある。

今年度は一年生の担当だ。

授業を変えるより、
古い頭の同僚を変えるほうが難しそうだ。

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