映像監督・小鷹裕の「きらくな映画倶楽部」|第2回 超重要な「作品意図の理解」とは?
作品意図は、映画を製作する現場の判断の軸。噛み砕いて表現すると「観客に伝えたいこと」です。製作チームをまとめあげるうえで作品意図は欠かせません。監督にとって基礎といえるほど重要と言えるでしょう。そこで今回、「作品意図の理解」について映像監督・小鷹裕さんにお話を聞きました。
「作品意図の理解」のイメージを掴むには、原作がある映画が参考になります。小鷹監督によると、犬童一心監督の『ジョゼと虎と魚たち』は原作の作品意図をふまえた大胆な試みが見どころです。個性的な映像作りを模索して