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#シロクマ文芸部 参加作品集

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小牧幸助さん主催イベントの参加作品集です。更新頻度は週一回。出されたお題に沿って、詩のような作品やショートショートなど書いております(*´ω`*)
運営しているクリエイター

#掌編小説

SS【予祝】#シロクマ文芸部

お題「最後の日」で始まる物語 【予祝】(777文字) ←ラッキーセブンです♡ うぇーい٩(๑•…

ikue.m
7か月前
94

XmasSS【パパさん】#シロクマ文芸部

 お題「振り返る」から始まる物語 【パパさん】(2982文字)  振り返ると今年もあっという間…

ikue.m
8か月前
102

SS【奇跡】#シロクマ文芸部

お題「ありがとう」から始まる物語 【奇跡】(818文字) 「『ありがとう』を一万回つぶやくと…

ikue.m
8か月前
94

SS【抱擁】#シロクマ文芸部

お題「冬の色」から始まる物語 【抱擁】(1723文字)  『冬の色』という絵が一枚だけ私の手許…

ikue.m
8か月前
117

SS【ちいさい春】#シロクマ文芸部

お題「秋が好き」から始まる物語 【ちいさい春】(944文字) …秋が好きなの。『ちいさい秋み…

ikue.m
11か月前
110

SS【スカイグレー】#シロクマ文芸部

お題「文化祭」から始まる物語 【スカイグレー】(2442文字)  文化祭当日の空は『スカイグレ…

ikue.m
1年前
84

SS【生きそびれ】#シロクマ文芸部

お題「ヒマワリへ」から始まる物語。 【生きそびれ】(1424文字) ヒマワリへ…おじさん… 耳元でいきなり子どもの声がして、俺は目を覚ました。目の前には兄妹と思しき小さな男の子と女の子。二人とも麦わら帽子をきっちり水平にかぶり、男の子は白のランニングに青い半ズボン。女の子は白い半そでブラウスに赤いスカート。なんだか昔の平凡な子どもを絵に描いたようなファッションだ。そして二人とも日焼けして薄汚れ、男の子は随分古い型の丸い水筒を斜め掛けしている。まったく絵に描いたような…

SS【既視感】#シロクマ文芸部

お題「ただ歩く」から始まる物語 【既視感】(1321文字)  ただ歩くだけで瞑想状態になれてス…

ikue.m
1年前
81

SS【勇者】#シロクマ文芸部

お題「文芸部」からはじまる物語 【勇者】(1388文字)  文芸部男子には越えてみたい白線があ…

ikue.m
1年前
100

SS【幼なじみ】#シロクマ文芸部

お題「平和とは」からはじまる物語 【幼なじみ】(1330文字) 「平和とは、なんじゃろうなぁ、…

ikue.m
1年前
84

SS【メタモルフォーゼ】#シロクマ文芸部

お題「書く時間」からはじまる物語 【メタモルフォーゼ】(2746文字) 「書く時間を売りません…

ikue.m
1年前
67

SS【祝日】#シロクマ文芸部

お題「私の日」 【祝日】(711文字) 『私の日』が制定され、祝日となった。  父でも母でも子…

ikue.m
1年前
76

SS【追憶】#シロクマ文芸部

お題「街クジラ」 【追憶】(770文字)  街クジラを見つけた。  クジラとは鯨の髭を使った弦…

ikue.m
1年前
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SS【サラの夢】#シロクマ文芸部

お題「海砂糖」 【サラの夢】(約1500文字)  海砂糖はサラの宝物だった。  サラが生まれた海辺の村には、そこでしか育たない「サトウ麦」があった。  収穫したサトウ麦を挽いて粉にすると粉砂糖になるのだ。収穫量はごくわずかだったので、希少で高価な『海砂糖』として主に国王や貴族たちに献上されていた。  しかし、その村の娘が結婚する時だけは、ほんのわずかではあるが海砂糖を持たせる習わしになっていた。  その量は、せいぜいケーキを一回焼くことができるくらいだったから、いつその