LAP8期 自然の摂理単元 事前課題

<課題図書>
Regeneration リジェネレーション 再生 気候危機を今の世代で終わらせる/著・ポール・ホーケン

<課題>

持続可能性のためにわたしたちは何をすべきか。

自然の摂理単元 事前課題

〇持続可能性とは

環境・社会・経済などが将来にわたって適切に維持・保全され、発展できること。サステイナビリティー。

コトバンク

・今ある環境を持続させたい
どんなところを?
・人と動物・森が共生できる。
・これ以上異常気象にならないようにする。

〇異常気象の原因

偏西風の蛇行や気象擾乱が原因と考えられてきました。
近年では、大気中の温室効果ガス濃度の高まりに伴い、地球の平均気温が上昇することで降雨パターンが変動して、異常気象の頻度が増加したと考えられています。

〇周りで起きていること

・地球温暖化
・北極の温暖化→海面上昇
・大寒波
・熱波
・台風→ハリケーン・サイクロン
・豪雨→陥没・橋の決壊・土砂崩れなど
・山火事→煙・大気汚染→交通にも支障をきたす
・天気予報があてにならない
・9月終わりなのに、熱い。

〇起きていることによる被害

<農作物>
地球温暖化によって、農作物に被害が及びます。
例えばみかんの場合、日本でのみかんの収穫期は11月〜12月が一般的です。
しかし、収穫前に高温や豪雨の影響を受けてしまうと、果実が日焼けしたり、浮皮症になったりしてしまい、出荷できなくなるといった被害が受けられます。
また、水稲栽培では登熟期の平均気温が27℃を上回ると、玄米の全部または一部が乳白化し、粒が細くなる白未熟粒が多発してしまいます。
農作物や家畜の生産力が減少するなど、食料安全保障に悪影響を及ぼします。
<住まい>
異常気象は食料だけでなく住まいにも大きく影響します。
雨の降る時期が長引くと河川に近い住宅は床下や床上浸水、最悪の場合住宅ごと流されるといった水害の可能性が高くなります。
さらに、雨水が地面の奥まで浸透し、表面の土砂が流れだすことで、地盤を支える岩盤もろとも山全体が崩れ落ちる深層崩壊という大きな土砂災害も起きやすくなります。
<健康>
異常気象は、私たちの健康にも大きな影響を与える可能性があります。
身近な健康被害を挙げると、高温が続くことによる熱中症や、高温多湿の環境から起こる食中毒などが今後さらに増えると予想されます。
また、大規模な健康被害としては熱波が危惧されています。もともと気温が高い地域はもちろん、比較的温暖であった地域でも発生するようになると、熱中症を始めとしたさまざまな病気により多数の死者が出てしまう恐れがあります。
現にフランスでは、2003年に記録的な熱波が全土を襲い、約1万5000人もの死者を出しています。
このような異常気象だけでなく、プラスチックゴミによる海洋汚染も深刻です。
プラスチックゴミが海洋に溶け込むことで、魚がそれを食べて、私たちの体内にもプラスチックが入ってくるという可能性があります。さらに、深刻化すると、魚が食べられなくなるかもしれません。

つまり、自然を守らなければ、人間の生活すら危うい可能性が増えるということ。

〇何をすべきか

個人でできること
・自然と個人がどうつながっているのかを知る
・ゴミ拾いやコンポストを行うことで、地球の環境保護に貢献する
・環境に配慮した商品を購入する
・プラスチックゴミ、使い捨て製品の使用をへらす

自治体や国をあげてのこと
・高温耐性のある農作物の開発
・堤防・洪水調整施設といったインフラ整備


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