【自己理解】自己理解で人は変われる。

こんにちは。希空です。

このページでは性格診断×自分を知るをテーマに書き留めていこうと思います。最後にみなさんへの質問もあるのでよかったら目を通してみてください。

MBTI診断との出会い。

私は20年間生きて自分と同じタイプの人間に出会ったことがない。母親からは目の付け所がおかしいと言われ、クラスメイトからは面と向かって「変わってるよね」と言われた。話の波長が合う人はいなかった。大学入学後、二年間で2度の鬱を経験し、本気で自分が社会不適合者なのではないかと感じた。（社会不適合者の定義を知っていた訳ではない。ただこの世界は違うと感じていた。)ネットで社会不適合者診断を探していると”MBTI”という性格診断を見つけた。

MBTIとは、ユングが提案した概念理論に基づき作成されたものである。人々の性格を内向/外交、感覚/直観、感情/思考、診断/知覚の観点から16種類に分ける。実際には、人を16個のグループに分別するのではなく、その人が自分自身を理解し、自分をより生かすためのヒントになることが目的である。無料で診断できるサイトがあったからやってみた。（16 Personalitiesをする。）

INTP型

結果はINTP。16Personalitiesでは、日本語で論理学者型の性格と紹介されている。

内容をまとめると
・INTP型の人は世界で3％。
・”普通”が何よりも惨めと思っている。
・発明力や創造力を持つ。
・独特の視点や力強い知性を誇りにしている。
・パターンを好み、矛盾は許さない。
・他者との会話は、自らのアイデアなどについて”自分自身と”討論するための反響版だと思っている。
　→そのため確立されていない考えを共有することもある。
・馴染みのない人に対して臆病で、自分のアイデアなどを批判されたと感じると戦闘態勢に入る。
・論理が全て！感情的な訴えは理解できない。
・失敗することに大きな恐怖心を抱いている。

INTP型の有名人
・ビル・ゲイツ
・エレン・ペイジ
・クリスティン・スチュワート

驚いた。これは私のトリセツだ。当時の私は、自分の意見を受け入れてもらえず、変わっていると言われたことで失敗に対する恐怖が大きくなっていたのだろう。同じような人が存在するという結果に安心した。

その後の生活

この診断をしてから約半年がたった。
気付けば常に様々な物事に対して改善点を探したり、求めてもいないのにアイデアが湧き出て止まらなかったり。
今まで自分の嫌いだったところが好きになった。

確かに物事を論理的に考え、まとめることは良いことかもしれない。しかし、その裏には他人を納得させたいという思惑があるように感じる。日常で感じたことを相手に伝える、それが商品やサービスの改善点であれ聞き手がそれに関係する人でなければ(店員など)私の意見に対する同意や反対は必要ない。ほとんどの人が何も思わない事柄についてまで、考えてしまう私の意見なら尚更だ。だから相手に自分の話が理解されなくても気にしなくなった。

発言が求められる場面では意見を言うタイミングを考えるようになった。ペアやグループワークの時は、周りが話し出すのを待つ。絶対に最初は話さない。正直、「んー、どうやろなぁ」「わからんなぁ」って言ってる間はすごくイライラする。なんで自分の意見がないのだと。時間を無駄にしてるように感じる。でも、5分・10分すれば次第に話し出す。そしたら、少しずつグループの会話を回すことに徹する。

大切なのは少しずつ話すこと。「あなたはどう思う？」と聞くと答えない人がほとんどだ。だから「ミニ運動会は室内・屋外どちらでするのがいいと思う？」と的を絞って聞く。出来ればyes/no、A/Bで答えられるようにすると良い。それでも答えがない時は「当日雨になるかもしれないよね」と考えるポイントを伝える。そうすると何かしらの答えが返ってくる。このように話を回しているとだんだんと意見が完成してくる。

意見がないなら作ればいい。

もう一つ重要なのは雰囲気だ。

私はいかつく見られがちで、早口。そんな人が意見をズバズバ言うと怯えられる。さらに早口だから理解も追いつかない。だから、普段からやわらかな雰囲気を作るように心がけた。のんびり話したり、バカになる。そうすると心にも余裕が出てきた。バラードを聞いたらのんびりとした気分になるのと同じ感覚だ。以前は、常に論理的な意見が頭を駆け巡っていた。脳内でも口調がきついものだったり、批判的な文面が多かった。しかし心に余裕が出来るとアイデアの方が重要になった。改善した方が良い論理的な理由ではなく、改善の方法に重きが置かれた。すると、自分が実現したい！と思うアイデアが増え様々なことを勉強し始めた。

自分を知ること

MBTIの目的にあるように、私は診断により自分を理解し改善することが出来た。様々な理由で自分を知りたいと思っている方は一度試してみてほしい。

最後まで読んで頂きありがとうございます。またお会いできるのを楽しみにしています。