冬の木 (詩)

冬の木

さわさわと揺れ
ぴかぴかと艶めき
仕舞われなかった
クリスマスツリーが
人々を迎えるよ
誰にも気付かれず
ひっそりと年を越した
夏になっても
まだそこにいるのかな

役目を果たしたら
一年眠れと誰が言った
年中いてもいいだろう

堂々たる居様が
そうかたっているよ

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