見出し画像

ほかぁ (詩)

ほかぁ


焦げたアルミに包まれ
甘辛いタレで下味された
米の塊がおいしくなる
火は炭のにおいとなり流れ
辺りの食欲を誘う
ほかぁと湯気の溢れる
一つの握り飯は
四人の腹にやさしくおさまった

画像1


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?