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「今」という瞬間を 【妊娠編】


写真の魅力に気付き始めました


写真は趣味程度で、物凄く詳しいわけでもないし、物凄いこだわりがあるわけでも無い。

だからこれまでどこかに出掛ける時や、イベントごとでしか使用する機会が無かった。所謂運動会お父さんパターンだね。


だがふとこれまで撮った写真を見返してみると、懐かしい記憶が蘇るばかりか、その時の感情や情景、会話、音など、その場にタイムスリップしたかのような不思議な感覚に襲われた。


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他人からすればただの写真も、当事者からすると特別な写真だったりする。

それは何か特別な日でなくとも、何気ない日常が後々特別になったりもする。



それからというもの、ふとした日常や景色を写真で残すことが多くなった。

「今」はただの写真に過ぎないけど、10年後、20年後にその時の空気を肌で感じられるように。




臨月になる嫁との「今」


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嫁が妊娠して今月で臨月になる。

だから最近のふたりの会話はすっかりお腹の中にいる子供のネタばかりだ。


「この子可愛い顔してるかな」「いつ生まれてくるんだろう」「これ足だよね」「もう当分旅行は行けないな」


こんな会話が来月になれば生まれてきた子供の生活に対する会話が中心になっているのだろう。

そしてあっという間に月日が経ち、幼稚園、小学校、、、

あー恐ろしい。

いや、そんなことではなく、写真や動画など記録として何か残さなければその過程は記憶としてどんどん薄れていくものだ。

人間の脳というものはあれもこれも覚えていられるほど高スペックでは無い。


だからこそ「あっという間だったね」そんな一言で片付けられてしまう。

それは御免だ。


「今」という瞬間を止めることも戻すことも出来ない。

でも「今」という瞬間を切り取ることで思い出として残すことが出来る。

そうすることで一時的にその時の「今」に触れることができる。

だからこれからもその大事な「今」を残し続けていきたいと思う。

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今更ながらやっと写真の魅力に気付き始めた自分なのでした。

これからも上手い、下手ではなく自分らしい写真が残せれば良いなと思います。

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