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何か得るためには何かを失わなければならない

こんにちは。大分涼しくなってきました。

1年の中でも秋のはじめの時期が最も好きです。
賑やかなイメージの夏が終わり、何となく哀愁が漂ってくるというか、大人の季節です。笑

日常はトレードオフの連続

突然ですが、トレードオフという言葉をご存知でしょうか?

トレードオフ(英: Trade-off)とは、一方を追求すれば他方を犠牲にせざるを得ないという状態・関係のことである。トレードオフのある状況では具体的な選択肢の長所と短所をすべて考慮したうえで決定を行うことが求められる。
                                                     ※Wikipediaより

我々の日常にはトレードオフが溢れています。
限られた時間・資金・リソースで何かをこなそうとすると、選択肢を捨てなければならない場面に出くわします。まぁ当たり前のことです。

相反する要素を共存させる人

私は「何かを得るためには何かを失わなければならない」という言葉をそのまま受け入れる事に対して、やんわりとした拒否感があります。

有名な方だけでなく、身の回りの優秀な人に目を向けると、

忙しいのに、仕事もプライベートも充実している
デキる人なのに、優しく人に配慮がある
出世してるのに、家事・育児をかなりやってる
筋肉があるのに、脂肪がなく絞れている

という一見相反する2つの要素が共存している人がときどきいます。
そんな人を見かけるとこんな言葉を思い出します。

The test of a first-rate intelligence is the ability to hold two opposed ideas in the mind at the same time, and still retain the ability to function.

一流の知性と言えるかどうかは、二つの相反する考え方を同時に受け入れながら、それぞれの機能を発揮させる能力があるかどうかで判断される
                            F・スコット・フィッツジェラルド

自戒の意味を込めて

日常は選択の連続です。

AかBかあるいはCかの目の前の選択肢を前提に考えちゃいます。当たり前の事です。
ただ、そのトレードオフは自分の思い込みなのかも、と一歩立ち止まるように努めています。

その選択肢はトレードオフなんかではなく、ただの自分が作り出したバイアスで、実は両ドリできるかもしれません。

そんな事を考えながら、
我が息子が昼寝から起きるのを待っています。

それではまた。

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