眠気がなくならない日に苦しんだ
なぜだろう、急に眠くて何もできないという日が訪れた。
こういう日があると夜の仕事で良かったと胸をなでおろす。
しかし、三大欲求のひとつとはいえ、そのうちのひとつでも強すぎると困ったもんである。
眠くてなにもできない
食べたくて食べたくてしょうがない
性行為がしたくてしたくてしょうがない
こんな生き物になったとて、果たして楽しいのだろうか?
だけど、大体の人はこの欲求に従って生きていると考えると、人間なんて単純なものだなと思えてくる。
たとえば映画に出てくる悪いやつだって、金をたんまり抱え込んで何がしたいかっていうと、単に豪勢な家を持ち豪華な食べ物と美女に囲まれた酒池肉林がしたいと(もしくは今もやっている)いう願望を持っている場合があり、しかしその願望も単に三大欲求に則した生き方をしているだけだと考えると何ともしょうもないなぁと思えたりするのではないだろうか?
ただ、そう考えるとクレイジーだと思えるような人間だっているわけで。
たとえばバットマンの宿敵ジョーカーは、そういった類の三大欲求には則していない行動をするから怖いと言える。
つまり持っている願望そのものが娯楽主義だったりして、ジョーカーが何かを食べたり飲んだり、どこか特定の場所を根城としていたり、そこに女を抱え込んだりはしていない。(そういうシーンは見られない)
誰もが知っている悪役バイキンマンですらもお腹をすかせたり寝たり、誰かを好きになったりするシーンがあるから、かえってそうしている方が人間味があり、ちょっとかわいく見えたりするのだが、ジョーカーの場合だと完全に狂っていてまさにクレイジーだと言うしか無い。
ジョーカーが好むものというと、ナイフと爆弾と銃器、それも上等のものではなく、なるべくして金のかからないチープなものを好むのだという。それにヨレヨレの、これも安物のスーツを着ている(だから派手な感じになっているのかもしれない)。
1日に必ず1人は誰か殺すと決めているのだとか…。
もう完全に狂っている。
世界中どこかを探せば三大欲求に従わずに暮らしている人がいるとは思うのだが、もうほとんど人間味の無い(良い意味で)感じで暮らしているが、それを見ると、ある意味で豪勢な暮らしがしたい悪役の人間は人間らしく生活している人として正常な欲求に答えていると言えるんじゃないかな。
ただ、そうやって、三大欲求に従ってばかりいると、なんとも虚しくなってくるから不思議である。
ちなみに、眠くて眠くて仕方ない僕はイライラしたので「強・眠眠打破」を飲んだ。
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