見出し画像

ひきよせで人生は幸せになるのか ②

引き続き、ひきよせです。
私は今日、ひきよせを指導していただいている先生とリモートセッションでした。
3週間ほどノートに願いと感謝を書き出す事をしていて、それと同時に嫌な気持ちを書き出す別ノートも記していました。
「ここまでやって来て、何か困ったことはありますか?」
先生の言葉に、私は早速涙が出た。
「今…、自分の嫌な気持ちが溢れ出て止まりません」
「うん、どんな気持ち?」
「特定の人が嫌で、羨ましくて、悔しくて、憎いです」
「どうして羨ましいの?」
「私の行きたいところに行けるから。私は行けないから、悔しい」
「羨ましいとか、悔しいっていうのは、叶えたい願いがはっきりしてる証拠だね。それが望んでいることだから。嫌な気持ちはいっぱい感じて大丈夫だよ。巷ではポジティブでいないとだめだ、とかいうけど、それは自分の感情を抑え込んでるだけだから、苦しくなるよ。だから別ノートを用意してもらったの。私も始めた時は凄かったよ。嫌なことをしてきた相手に対して、恨みつらみをブワーって書き出してさ。気が済むまで書いていいから。誰かに見せるものでもないし。自分が見て嫌だったら、ページを破ってもいいからね」
「はい」
私はズズッと鼻をすすって、ティッシュを引き寄せた。涙を拭いながら気持ちをなだめる。
「嫌な気持ちは開放していいの。開放し続けていたら、いずれ落ち着いて気にならなくなる。ゼロにはならないから、しょうがないの。本当に気にならなくなったときは、もう思い出しもしないよ」
「そうかも知れませんね」
私は少し笑った。そうか。私だって人間だから、嫌な気持ちは無くならないんだ。
「人は公正公明には居られないからね。清廉潔白でいる必要はないの。それを俯瞰して見れるようになったら完璧の域だよ」
はい。自分の気持ちをきちんと感じるようにします。私の感情を味わい尽くして、昇華できるくらいまでになれるように。

「あと、本当の願いは他人に言っちゃだめだよ」
「え」
「本当の願いを他人に告げてしまうと、色々妨害されたり、攻撃されたりするから」
「私……、言っちゃってるんですけど…」
「うーん、多分、人に言っちゃってることって、手段だと思うんだよね」
「手段ですか?」
「そうだな、例えば、今ここに五万円あったら何をしたい?」
「えーと、ドライブしたいです」
「一人で?」
「あ、相手が居ます」
「うん。ドライブだけ?」
「えーと、ご飯食べに行きたいです」
「何食べる?」
「……とんかつかな」
この間、とんかつ食べたいって言ってたから。
「とんかつ食べたらどんな気持ちになる?」
「えーと、美味しくて嬉しい。一緒で嬉しい。ドキドキします」
「そうだよね。本当の願いって、とんかつ食べることじゃないのよ。とんかつ食べて”いい気持ち”になることなの。いい気持ちを体験することが本当の願いなのよ」
「あー………」

それ。最近感じていた不安感。
私はボスが大好きで、ボスと一生一緒にいたいのだけれど、それって私の幸せをボスに委ねていることになりはしないだろうか。私が私を幸せにするんじゃなくて、ボスが私を幸せにしてくれると盲信していないだろうか、と…。

私が感じていた違和感に答えが出た気がした。
そっかー。そういうことなんだ。
確かに、最近一緒に居てもボスが笑ってくれないことに怒りを感じていた。一緒にいることが願いではないんだ。一緒にいることは手段であって結果ではない。一緒にいることで幸せを感じたいんだ。ボスと一緒に笑ったり、ワクワクしたり、楽しい感情を味わいたいんだね。
心が揺さぶられることが、本当の願いかぁ…。。

納得して、腑に落ちた。
そう考えたら、ノートに書いたことも少し叶っているな…。
私が願っている事は、少し違う部分を見つめていたんだな。

「あと、イメージングしすぎないでね」
「えっ?」
初耳だった。
「イメージングしすぎない??」
「そう。よく、細部まで思い描いてそうなった時の気持ちを先に味わいましょうっていうじゃない?でも、それをすると、脳がもう願いが叶ったって勘違いして、一歩を踏み出せない原因になるから」
「ええーーっ??!!」
「知らなかったでしょ?皆違うことを教わってるからさ、叶わないんだよ」
「私も、詳細まで妄想してました…」
「そうでしょう?それをしすぎちゃだめだからね。イメージングするのは大切な事なんだけどね」
「えー…目からウロコです…」
「毎日できる小さな事をやってね」
「毎日??」
「心が求めてることって、ホッとできることとか、安心できることだからね。一息ついてホッとするとか、お風呂にゆっくり入ってホッとするとか、そういうことでいいの。そういうことを毎日続けて。いちいちホッとして、自分に感じさせてあげて。それが大事だからね」
「はい」

それが小さな一歩ってことみたいです。
それなら、私にもできるわ。

「あと、一歩踏み出すのに、買ってほしいノートがあるんだけど」
「はい?」
「Amazon使ってる?」
「はい。楽天の方がメインですけど、Amazonも使えます」
「気学ノートってやつを使って、運勢を底上げしていきたいのよね」
「きがくのーと…」
「今年版があるから、それを購入してくれる?次回はそれを使っていきましょう」
「はい!」


どうやらひきよせは、気学というものにも派生してゆくようです。。
私の願いよ、かなえたまえ。



この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?