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集客できない心理職にとって耳の痛い話

同業者から、集客の方法について質問を受けることがあるのですが、カウンセリングやコーチングなど心理支援の仕事で集客をできていない人の多くが持っている特徴があります。
その特徴とは『仕事に関する考え方が自分本位』という点です。

私に集客の方法を教えて欲しいと言ってきた人には、今の仕事をしている動機や集客のターゲットについて質問するのですが、「自分は過去にこんなことに悩んでいたから同じような悩みの人を助けたい」、「学生時代から人に相談されることが多かった心理支援の仕事に向いていると思う」、「チームの中で頼りにされることが多かったからアスリートのサポートをしたいと思った」など、自分の動機に関しては言葉がたくさん話してくれるのですが、集客のターゲットについては曖昧な答えしか返ってこないことが多いのです。

自分が心理支援の仕事をしたい理由は話せても、集客のターゲットについては曖昧な答えしか持ってない人の話を聴いていると、『この人はこれが自分が集客ができていない理由であることを気づいていないんだ』と思います。

集客をするということは、自分のクライエントになってくれる可能性のある見込み客に何らかの形でアプローチをして『この人に相談したい』と思ってもらう必要があるので、集客のターゲットを具体的にイメージできていなければなりません。
集客のターゲットを具体的にイメージできていなければ、広告を打つにしてもネットで情報を発信するにしてもどんな人に向かってどんなメッセージを伝えたらいいのかがわかりません。

集客ができていないカウンセラーやコーチのホームページやブログを見せてもらうと、見込み客に向けてのメッセージが曖昧で書かれていることの多くが自分の思いや生い立ちなどに偏っています。

仕事は、顧客に対して何らかの形で貢献するものなので、自分が何を思っているか、何をしたいかということよりも顧客が何を考え、何を求めているかを想像してアプローチすることが大切です。
カウンセラーやコーチなど心理支援の仕事をしている人で集客ができないという人は、仕事に対する発想が自分本位でクライエントの心理を想像できていないことが多いです。

カウンセラーやコーチは心理支援を行う仕事なので、上記のような理由で集客ができないとカウンセリングやコーチングにも支障が出るはずなので、職業的に集客以外にも問題を抱えているという自覚を持って取り組んだ方が良いです。

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