【成年後見制度】実践成年後見no112~本人の希望した「自由」の先にある「現実」から最適解の支援を探る~を読んで
社会福祉士の黒崎豪夫さんの事例発表から私自身良かったと感じた点をまとめました。
「失敗する権利」
どこか関わる中でクライアントの「失敗」に繋がらないように支援を行おうとし、クライアントが先回りして動いているということが見られる。
でも、「失敗」が必ずダメかというとそんなことはないと感じる。
支援者的には「それは難しいですよ」と話しても、「いや、こうする」とクライアントが決めたのであれば、一旦それにチャレンジしてもらうのも支援を行う中で必要だと感じる。
もちろんそれが出来るのはケースによりけりではあると思うが、クライアントの想いを尊重し、やってもらう。
「必要なときは手を出しますよ」のアプローチはソーシャルワーカー専門職のすばらしさではないかと私自身も感じる。
このようにフラットにクライアントを見れる価値観を支援者が持てるか持てないかは、大きな違いを生んでいくと感じる。
”自分のものさしで相手を測らない”
一言、「深いなぁ」と感じ、本当にそうだなと腑に落ちました。
このやりとりが一人として同じでないところに、難しさがあり、そして何よりこの仕事のすばらしさがあるのではないかと感じた。
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?