生活することを諦めないために
KINUBARI COFFEEの蝦夷丸です。
#キヌコーができるまで というこのマガジンも今回の記事で8本目。
そろそろ事業計画や資金調達のことなどについても書こうと思いつつ、今回はオープンしてからのことを書いていこうと思います。
※今回の記事は無料公開とさせていただきます。
営業時間を見直すことにしました
6月から営業時間を短縮することにしました。
【これまでの営業時間】
10時00分 - 19時00分
【これからの営業時間】
火曜〜木曜：11時00分 - 17時00分
金曜・土曜：11時00分 - 20時00分
※定休日は変わらず日曜・月曜です
昨年11月のグランドオープンから約半年間営業してきて、ありがたいことに当初の創業計画の中で想定していた収支計画よりも倍くらい売り上げがよく、日々たくさんのお客様にご利用頂いています。
本当にありがとうございます。
ただ、この半年間は僕も、妻でありビジネスパートナーでもあるいっくさんも、働きすぎていました。
朝9時に出勤して掃除や仕込み、オープンしてからランチタイムが終わるまでバタバタ。ようやく落ち着く15時頃にお昼ご飯を食べて、夕方のカフェタイムが終わると夜のお客さん来始めて、気がつけば21時。
そこから洗い物をしたり、レジ締めをしたりなど閉店業務を終えて家に帰るのが23時過ぎ。
10時から19時までを営業時間に設定していましたが、夜飲みに来てくれる地元のお客さんがいればできるだけお店を開けるようにしていました。
昼間だけの営業だと売上があがらないため、なんとかして売上を確保するために金曜と土曜以外の日でもお客さんが来れば夜営業をしていました。
そんな営業をしていると、いつのまにか家に帰るのは深夜で、ほとんど寝に帰るだけになった家は、掃除や片付けをする暇もなく、疲れ果てて帰ってそのまま寝落ち。どんどん荒れていきました。
家の中が荒れると心も荒れてきます。
家で家族揃ってご飯を食べることもほとんどなくなりました。
夫婦喧嘩も増えました。
一体なんのためにお店をやっているのだろうか。
良いサービスや良い商品を提供するためには、まずは自分たち自身が心身ともに健康で、ゴキゲンでいる必要があるはず。
そのためには、今の働き方を変える必要がある。
そう考えました。
良い仕事は、良い生活の上に成り立っている
この半年、小学生の娘にもたくさん我慢してもらってきました。
夜営業の日は締め作業が終わるまで店のソファーで寝て待っていることも多かったです。
家に帰って寝る時間が遅いので、朝も早く起きられず、学校もいつも遅刻ギリギリ。
親として、相棒として、本当に申し訳ない。
僕もいっくさんも今の仕事が好きだし、コーヒーも料理も、お客様と過ごす時間も大好きです。
でも、大切にしたいのはやっぱり生活なのです。
もっと家族をしたい。
もっと楽しく働きたい。
もっと生活をしたい。
家族と一緒にご飯を食べるとか
毎日洗濯をするとか
家の片付けや掃除をするとか
家でゆっくり映画を見るとか
当たり前に暮らすこと
"生活すること"を諦めないために
働き方を見直すことにしました。
色々悩み、考えていたのですが
結果的に急なお知らせになってしまい申し訳ありません。
そして、営業時間が短くなってしまうことで、来店しずらくなってしまうお客様もいらっしゃると思います。ごめんなさい。
でも、これからも長くお店を続けて、たくさんの方にKINUBARI COFFEEを通して人生を豊かにする「きっかけ」を届けるためなので、何卒ご理解いただけると嬉しいです。
良いお知らせもあります！
営業時間の短縮というちょっぴり残念なお知らせだけではありません！
良いお知らせもあります！
オープン時間を遅くした分、ベーグルの仕込み時間を確保することができるので、毎日ベーグルを販売できるようになりました！
いつもは週末に向けて作ることが多いので、平日に買えない日も多かったのですが、6月からは営業日は毎日販売します！
とはいえ数に限りがあるので、完売してしまう日も多いと思います！
焼き上がりの時間などはInstagramでお知らせしているので、ぜひフォロー＆チェックお願いします！
そんなわけで、6月からは営業時間が変わります！
そして、7月からはメニューもちょっと変わります！
きっとこの先も、世の中の流れや家族、スタッフの状況に応じていろんな部分を変えながらやっていくんだろうな。
まだ1年も経っていないけど、長く続けていくためには芯を持って変化を恐れず、常に最善を選び続けていくことが大切なんだと思います。
これからもKINUBARI COFFEEをよろしくお願いいたします！
美味しいナチュールも入荷したので金曜・土曜はぜひ飲みにきてください〜！
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#キヌコーができるまで
キヌバリコーヒー実店舗オープンに向けたクラウドファンディングのリターンとして、焙煎をはじめた経緯から、ロースタリーカフェ開業に向けた事業計…
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