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タンジョウビ・ハイ

誕生日が近づくと、なんだか無性にそわそわしてくる。
子どものときのような年を重ねるワクワク感というよりも、新年を迎えるときのような、何かがリセットされるような、そんな浮足立った感じ。
気持ちがふわふわして、その日が早く来てほしい気持ちと、まだ来てほしくない、このままでいたい気持ちの両方が、波のように寄せては返す……。

自分のこの習性に気が付いたのは、このひと月くらいのこと。
ふとカレンダーを見て、ああ、誕生日まであと一か月くらいなんだなぁと思った。
それから、22歳は何をしようかとか、そういえばあれをやりたいと思っていたんだったとか、それまで忘れていたことまで思い出してきて、よっしゃー、いい年にするでぇーみたいな謎のハイテンションで今日まで来てしまった。
これを、タンジョウビ・ハイと名付けることとする。

ところで、ほかの人もこの現象あるんだろうか、と思って、「誕生日 テンション上がる」で検索しようとしたら、なんと「誕生日 テンション下がる」が候補で出てきたではないか。
まじか、テンション下がる人のほうが多いのか…… と思いつつ、これをクリック(見事にグーグル先生の誘導に乗せられている)。

いろいろなブログやらなんやらあったので、簡単にまとめると、誕生日の一か月前後から一週間ほど、心身に不調が出る「誕生日クライシス」なるものが存在するらしい。
クライシスは英語のcrisis(危機)。
体内時計が関係しているらしい。
これ以上のことはほとんど出てこないし、ちょっとスピリチュアルな感じもしますな、ふむふむ。

そんな人もいるんだなぁと思いつつ、今のところ私には起きていない危機なので、本題に戻ることと致す。

白状すると(別に悪いことではないが)、この文章を書いているのも、タンジョウビ・ハイの影響が多分にある。
直近一か月をいつになくハイテンションで送った私は、今年は何か書いてみるのもいいかもしれない! なんて思っちゃったのである。
書きながら、これでいいのか? 本当に人様の目に触れるところに置くのか? なんてちょっとばかし(いや、かなり)ビビり散らかしながら、パタパタとキーボードを打っております。

だからというか、ここで書くのもどうなんだとは思いつつも、一応保険をかけておきたい性分なので言いますが。

続くかどうかはわからないです! (改行の意味)

この文章を書くにあたって、noteの投稿をいくつか拝見したのですが、なんだか皆さんすごすぎません???
お仕事の話とか、自作の小説とか、 とにかくすごい方たちで圧倒されてしまいました。
こんなの見続けていたらなけなしの勇気がどっか行ってしまう…… と薄目でそっとタブを閉じましたとさ。
うん、書く前はほかの投稿は見ないようにしよう。
あとで、ゆっくり見よう。

そんなこんなで、どうにか勇気を保ちながら、とりあえず書き上げるぞとここまでやってきました。
何度読み返しても不安はあるし、そもそもちゃんと投稿できるのかわかりませんが、うまく投稿できていたなら、ここまで読んでくださったあなたに感謝します。
何もわからず、誕生日という超個人的なイベントに伴う気持ちの高ぶりで始めてしまった新参者ですが、どうぞよろしくお願いいたします。

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