落語家アイドルのレッスンとは？

読売テレビ「気分はジャマイカ」は
土曜日お昼1時からの生放送。

落語家アイドルとしての出演が決まり
ダンスレッスンが始まりました。
というのも我々のコーナーは
ダンスを踊りながら登場するというのです。

入ったばかりで落語もまだ喋れないのに
落語より先にダンスレッスンです。

今はわからないですが、
その頃NSCでもお笑いの授業以外にも
タップダンスやダンスの授業がありましたし
弟子でも希望すれば無料で
ダンスレッスンを受ける事が出来てました。

昔、ダウンタウンの松本さんか
このタップダンスの先生のモノマネで
よくコントをされてましたので
覚えておられる方もいると思います。

DCブランドのメンバーで
文珍師匠の弟子、桂楽珍さんなんかは
まめにタップダンスのレッスンに通ってましたよ。
なんせ無料ですからね（笑）

気分はジャマイカの
オープニングのダンスは30秒。

たった30秒、されど30秒。
もちろんダンスを踊るのも初めてですし
覚えるのが大変で
かなりの時間がかかったと思います。

我々は振り付けの先生に教えてもらい
何とか踊れるようになりました。

これをいうと「なるほど‼︎」と
思ってもらえと思いますが
この時の吉本のプロデューサーは
後の「天然素材（てんそ）」を
売り出した方で、我々はその第一弾、
実験台だったかもわかりません。

天然素材のメンバーであった
ナインティナインの岡村さんなんかは
オカザイルでダンスを披露してますし、
他にもチュパチャプス...
今は「イッテQ」でもお馴染みの
宮川大輔さんなんかも天然素材のメンバーで
昔はローラーブレイドを履いて
ミュージカルとかに出演してましたから
このプロデューサーが思い描いていた
タレント像はあんな感じだったんでは
ないかと思います。

ダンスレッスンの後には
コントのレッスンもありました。

テレビで芸人がやっているコントは
自分でネタを考えたり
それなりに売れて有名になると
専属の作家がついてネタを書いてもらったり
一緒に作る事もありますが
なんせコントもやった事がないし
こちらはテレビ局のプロデューサーで
演出家の方にネタを書いてもらって
演技指導もしてもらいました。
この方、今は売れっ子の
演出家になっておられる「G2」さんです。

いよいよ準備が整って
4月、デビューの日を迎えるのです。
そのスタジオである舞台は、
弟子入り前、あの今田くんと客席で一緒に
ダウンタウンさんを見ていた、
「興奮テレビ」の時に
表で呼び込みをしていた
「心斎橋筋２丁目劇場」
それも生放送‼︎