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【諦めろ】個人輸入ビジネスは儲からない!儲かる仕組みを作るためにやること4つ

こんにちは、リアルサラリーマン金太郎担当のケイと、リアルカイジ担当のコージです。

今日の内容は…

「副業として海外から仕入れる輸入ビジネスを始めたのですが儲かりません…」
「どうしたら儲かるようになるでしょうか?」

という悩みについて、答えていきたいと思います。

結論から言うと、輸入して日本国内で、ただ転売するだけでは、今は儲かりません。

儲かるには、リピート購入される仕組みを作る必要があります。

その理由と、解決策について詳しく解説していきます。


メジャーな「儲からない」輸入ビジネス3選

まず、輸入ビジネスの主な仕入先は、

  • 中国

  • アメリカ

  • ヨーロッパ

この3つになります。

そして、今はネット上に様々な輸入ビジネスのやり方が、ブログやSNSで紹介されています。

その中から、今回メジャーな「儲からない」輸入ビジネスを3つピックアップしました。

「なぜ、儲からないと断言するのか?」

それは、過去に私が3つ全てを経験済みで、全て儲かった経験もあること。

しかし、儲かったのは、もう数年も前のことで、今は儲からないためです。


儲からない輸入ビジネス1)中国から仕入れてメルカリで売る

1つ目の儲からない輸入ビジネスは、中国から仕入れてメルカリで売るです。

これが、最も目にする機会が多いでしょう。

なぜなら、メルカリは集客力もあり、簡単で初心者が最も取り組みやすい販路だからですね。

私が、中国から商品を仕入れてメルカリで販売していたのは、今から8年前の2016年です。

この頃は、たしかに中国から仕入れてメルカリで転売するだけで稼げました。

私は、メルカリのアカウントを30個ほどヤフオクで購入し、専用のツールを外注さんに運用してもらっていました。

これで、月に30万円ほど利益が出ていたのです。

「では、今は稼げないのか?」

というと、10万円以上稼ぐのは非常に難しくなった。

と言わざるを得ません。


メルカリが稼ぎにくくなった理由

メルカリが稼ぎにくくなった理由は、

・複数アカウントの取り締まり強化(メルカリ規約違反)
・外注化が難しい(発送の代行はメルカリ規約違反)

主に、この2つ。

まず、複数アカウントで商品を出品していくことで、商品の露出が増えます。

露出が増えると、自ずと注文数も増えるので、結果的に売上も上がるということです。

しかし、1つのアカウントだけで運用するとなると、露出を増やすことは難しくなります。

それに、そのアカウントが停止になると、スマホの機種を変えないと新しいアカウントは作れません。

そして、転売で稼ぐには、自分1人の労力だけでは限界があります。

転売のメリットの1つは、簡単な作業が多いので外注化しやすいことです。

しかし、メルカリは最も労力がかかる梱包と発送の代行を禁止しています。

つまり、自分の手元にない商品を出品して販売することを禁止しているということ。

これでは、商品が売れれば売れるほど、

・仕入れ量が増え
・出品数が増え
・コメント対応が増え
・梱包、発送の量が増える

このように、作業量が多くなってしまうのです。

そして、結果的に嫌になり、ほとんどの人がヤメいきます。


儲からない輸入ビジネス2)欧米からブランド品を仕入れてBUYMAで売る

2つ目の儲からない輸入ビジネスは、欧米からブランド品を仕入れてBUYMAで売るです。

BUYMAは新品しか販売できないので、ここでのブランド品とは全て新品のことになります。

BUYMAの大きなメリットの1つは、手元に在庫がない商品を販売できること。

俗にいう「無在庫販売」が認められていることです。

無在庫販売については、下記で詳しく解説しています。

結論からいうと、個人がブランド品を仕入れるのはオススメしません。

特に、資金が少ない個人がやると最悪です。

その理由は、

1,仕入れ単価が高い
2,利益率が低い

この2つです。


個人がブランド品を仕入れるのをオススメしない理由

出典:BUYMA

まず、ブランド品は当たり前ですが、中国のノーブランド品などと比べ、圧倒的に仕入れ単価が上がります。

たとえば、手元に使える資金が30万円しかない場合、5万円の商品を仕入れるのもヒヤヒヤするでしょう。

それに、お客さんから返品したいなんて言われた時は、もう最悪…

返品を受けないと悪い評価を入れられるし、もちろんBUYMA側もお客さんを守るため返品を受けることを推奨しています。

そして、個人がブランド品を、企業のように独自で仕入れルートを開拓するなんて、ほぼ無理。

せいぜい、現地(欧米)に住んでいる日本人と、クラウドソーシングやSNSを通じて繋がるくらいですね。

しかも、今は円安が続いている状態。

そのため、ブランド品の利益率は低くなります。

良くて20%、多くは15%前後くらいです。

しかし、

「ブランド品は利益“額”が高いから良いじゃないか!」

という意見もあります。

たとえば、下記のような場合。

仕入額(関税含む):100,000円
販売価格:130,000円
BUYMA手数料:10,780円(7.7%→2024年2月時点)
利益額:18,990円
利益率:14.61%

このように、1商品販売しただけで、利益額は18,990円もあります。

しかも、BUYMAは無在庫販売がOKなので、お客さんから注文が入ってから仕入れが可能です。

だから、リスクが低いと謳っている人もいるのですが…

大事なのは、

「手元に、いくらお金が残るか?」

つまり、税金で持っていかれた後、どれくらいお金が残っているのかということです。

しかも、ブランド品の販売価格は高いため、年間の売上が1000万円を超えることなんてザラです。

年間の売上が1000万円となると、月にすると83万円。

ブランド品だけ販売していれば、これくらい簡単に行きます。

そうなると、2年後に消費税の納税義務が発生します。
(※消費税について、詳しく知りたい場合は調べてみてください)

つまり、

  • 所得税

  • 住民税

  • 消費税

この3つを納税する必要があるということになります。

利益率が低い商品を販売して、納税した後に「手元にお金がいくら残ってるか」想像してみてください。

以上、個人がブランド品を仕入れるのをオススメしない理由です。


儲からない輸入ビジネス3)中国でOEMしてAmazonで売る

3つ目の儲からない輸入ビジネスは、中国でOEMしてAmazonで売るです。

結論からいうと、これは前の2つの手法よりは、儲かる可能性は高いと思っています。

なぜなら、前の2つより参入障壁が高いからです。

つまり、気軽に誰でも出来るようなことではないということですね。

OEMとは、超ざっくり言えば、自分のオリジナル商品として売るということ。

わかりやすい例でいえば、

・セブンプレミアム
・トップバリュ

これら2つの商品の中には、他メーカーと同じような商品をパッケージだけ変えて販売しています。

これを個人に置き換えると、

・中国で売られている商品のパッケージだけ変える(簡易OEM)
・素材や一部のパーツを変える(OEM)

主に、この2つになります。

OEM販売については、下記で詳しく解説しております。


OEM販売は資金が少ないと耐えることが難しい

しかし、

「OEMを、なぜ儲からない輸入ビジネスとして紹介したのか?」

それは、最初の1年くらいは赤字販売が続くため、資金がないと耐えれないからです。

赤字が続く主な要因は、

・初期投資(仕入れ、代行会社の費用、各種ツール、商標登録、JANコードなど)
・Amazon広告

主に、この2つになります。

特に、最初は広告を出さないと全く売れません。

しかも、不正をしまくっている中国人セラーが大量にいる市場もあります。

不正の主な内容は、

・商品の不正レビュー(サクラチェッカーを使えば、ある程度判別可能)
・自社買い(身内で商品を買う)

これらを使って、中国人セラーは無理やり自分たちの商品カタログの順位(SEO)を上げてきます。

おそらく、彼らはAmazonのアカウント停止を覚悟で、これらの不正を行っているのでしょう。

そのため、上位に中国人セラーの商品ばかりのカテゴリーも、まだまだ多数存在します。

これを踏まえて、Amazonで戦うには、

・日本人が作ったと分かるようにカタログを作り込む
・SNSなどを使って外部から集客する
・そもそも中国人セラーが多い場所では勝負しない

これらが重要になるのですが、どの道、資金があまりない個人が参入しても勝てる見込みは薄い。というのが実情です。


海外から輸入して転売するだけで儲かるような時代ではなくなった

今は、海外から輸入して転売するだけで儲かる時代ではなくなりました。

それでは、ここからは儲からなくなった理由について3つ解説していきます。


儲からなくなった理由1)情報が簡単に手に入るようになった

儲からなくなった理由の1つ目が、情報が簡単に手に入るようになったことです。

今は、ネットで検索すれば、輸入ビジネス(ただの転売)に関する情報が大量に出てきます。

そして、輸入ビジネス(ただの転売)の高額のスクールやコンサルも大量にあるため、やる人も増えてるんですね。

新規参入者が増えると、自分の販売している商品が真似されて、価格競争になってしまいます。

その結果、利益が減って儲からないということになってしまうんですね。


儲からなくなった理由2)インフラが整って誰でもできるようになった

儲からなくなった理由の2つ目が、インフラが整って誰でもできるようになったことです。

たとえば、中国から商品を仕入れるのも、代行会社を使えば簡単にできます。

そして、メルカリに商品を出品すれば、集客も勝手にメルカリがやってくれて「らくらくメルカリ便」「ゆうゆうメルカリ便」を使えば、安く匿名で発送が可能。

その他プラットフォームでも、個人が簡単に商品を販売することが出来るようになりました。

このようにインフラが整ったことで、新規参入者が次から次へと入ってきます。

そして、自分が出品した商品が売れたとしても、簡単に真似されて価格競争になってしまう。

その結果、利益が減って儲からないということになってしまうんですね。


儲からなくなった理由3)利益率が低下し、手元にお金が残りづらくなった

儲からなくなった理由の3つ目が、利益率が低下し、手元にお金が残りづらくなったことです。

利益率の低下の原因は、新規参入者が増えて価格競争になってしまうことです。

「新規参入者が増えても、同時にヤメる人も多いじゃないの?」

と思うかもしれませんが、ただの転売をやっているだけでは、利益率を上げるのは、もう難しいです。

以前は、プラットフォームの不備(抜け道)があったため、転売でも稼ぐことが可能でした。

その抜け道とは、

・メルカリの複数アカウント
・BUYMAノーブランド転売
・Amazonの不正レビュー

これらが通用したため、バブル状態だったんですね。

それに、お客さんも年々ネットでの買い物に慣れてきているので、目も肥えてきています。

たとえば、中国製のノーブランドのレディースアパレルを販売しても、SHINE(シーン)のような大手が出てきたことで、一気にお客さんが流れていきました。

(ちなみに、昔はSHINEで販売されているような商品が、BUYMAやネットショップで5000円以上でも、ポコポコ売れてました)

つまり、資金力がある大手に安い価格で同じような商品を販売されてしまうと、個人は勝ちようがないんですね。

今は、本当に変化が激しい時代です。

ネットで「ただの転売」をやっていても、半年前に通用した方法が全く通用しないということなんてザラです。

むしろ、半年も持てば良い方です。

このような状態なので、俗に輸入ビジネスと言わている「ただの転売」をやっても儲からないんですね。


儲けるにはファンを作って「リピート購入」される仕組みを作る

では、

「儲けるには、どうしたらいいのか?」

それは、リピート購入される仕組みを作ることです。

転売の最大のデメリットは、リピート購入がされにくいことです。

まず、新規客を集めるには、

・新しい商品を出品し続ける
・広告をかける
・価格を下げる

このように様々なコストがかかります。

一方、リピーターは新規客に比べ、圧倒的にコストがかかりません。

・新商品を出したらメール、LINEするだけで買ってもらえる
・広告不要
・こちらの「言い値」で買ってくれる

このような優良顧客(ファン)が、どれくらいいるか?

つまり、この仕組みを作らないと、いずれ破綻するということになります。

それでは、ファンを作って「リピート購入」される仕組みを作るために、4つのやることを解説していきます。


やること1)自分の強みを活かせる分野を見つける

やることの1つ目が、自分の強みを活かせる分野を見つけることです。

自分の強みとは、

  • 好きなこと

  • 得意なこと

  • 情熱があること

これらに該当することですね。

つまり、アナタが時間を忘れて熱中できる分野のことです。

こう言うと、

「そんなこと、1つもない」

と必ず言う人がいますが、誰にでも必ずあります。

たとえば、アナタが男であれば、

「女にモテたい」
「若い女と〇〇したい」

このように思ったことはないでしょうか?

女性に興味がない男というのは、ゲイでもない限り、ほぼいません。

「ただ、俺は女に全くモテない…」

という場合でも、問題ありません。

今から、自分を磨いていったり、女性との出会いを増やして経験していけば良いんです。

もし、アナタが、

「自分に、強みがある分野は何もない」
「ただ、女には興味がある」

と思ったら、これから先の内容も読み進めてみてください。


やること2)自分のメディアを持って発信する

やることの2つ目が、自分のメディアを持って発信するです。

自分のメディアとは、ブログやSNS(YouTubeも含む)のこと。

たとえば、先ほど例に出した、

「女にモテたい」
「若い女と〇〇したい」

と思っている、アラフォー男性の場合。

一念発起して、これから理想の妻を見つけるため、男磨きをして、女性との出会いを増やす活動を始めたとします。

その様子を、自分のメディアで発信していくといった感じです。

もしかしたら、

「この歳だし、恥ずかしい…」

と思うかもしれません。

しかし、多くの人がそう思うので、誰もやらないのです。


その道のプロフェッショナルである必要は一切ない

「俺は女の扱いも下手だし…」
「俺みたいなアラフォーの男は相手にされないし…」
「今さら若い女の子と出会いとか作れるわけがない…」

こんな感じで、歳を取れば取るほど「やらない言い訳」を並べてしまうものです。

私も、この「やらない言い訳」を作って、行動してこなかったので、よく分かります。

しかし、こういうコンテンツは、断言しますが世の中に求められています。

たとえば、太っていた人が、ダイエットして痩せるまでの過程をYouTubeなどで発信していますよね?

この「過程」を見たい人というのは、いっぱいいます。

例えば、この方のYouTubeの動画は、1年間のダイエットの過程を記録して、1188万回も視聴されています。

出典:ルイボスチャンネル

つまり、

「その道のプロフェッショナルじゃないとダメ!」

ということは一切ありません。

その分野に、情熱さえあれば良いということです。


やること3)ファンの人達と交流をする

やることの3つ目が、ファンの人達と交流をすることです。

自分のメディアで発信を続けていけば、自ずとファンが少しずつ増えてきます。

どのように交流していくのかというと、

・SNSのDMでやり取りする
・ZOOMなどで話す
・オフラインで直接会う(最重要)

このように、ファンの人達と交流することで、よりファンになってくれます。


やること4)ファンの人達が求めている商品を販売する

やることの4つ目が、ファンの人達が求めている商品を販売します。

これは、モノでもいいし、サービスでもいいです。

大事なのは、ファンの人達が求めている商品を提供することです。

これは、やってみないとイメージできないかもしれませんが、一番確実なのは直接聞くこと。

ファンの人達と交流していけば、ファンの声を聞くことができます。

引き続き、

理想の妻を見つけるため、男磨きをして、女性との出会いを増やす活動を自分のメディアで発信している場合。

どのような商品を販売していくのか、例を出していきたいと思います。

・モノであれば、服、小物などをOEMして販売(有形商品)
・サービスであれば、月額制のオンラインサロン
(無形商品)

どちらかというと、オンラインサロンのようなサービス(無形商品)の方が求められると思います。

稼いでいるYouTuber、インフルエンサーは、広告収入だけで稼いでいるわけではありません。

このように、ファンの人達に自分の商品やサービスを販売して、リピート購入してもらう仕組みを作っているのです。

個人で稼いでいこうと思うのであれば、輸入ビジネスと言われている「ただの転売」では、もう無理ゲーです。

一方、ファンを作ってリピート購入してもらえる仕組みを上手く作ることができれば、一生稼ぎ続けることだって可能になります。

なぜなら、ファンビジネスというのは、一生なくなることはないからですね。


まとめ

【メジャーな「儲からない」輸入ビジネス3選】
1)中国から仕入れてメルカリで売る
2)欧米からブランド品を仕入れてBUYMAで売る
3)中国でOEMしてAmazonで売る

【輸入ビジネスが儲からなくなった理由】
理由1)情報が簡単に手に入るようになった
理由2)インフラが整って誰でもできるようになった
理由3)利益率が低下し、手元にお金が残りづらくなった

「リピート購入」される仕組みを作る
やること1)自分の強みを活かせる分野を見つける
やること2)自分のメディアを持って発信する
やること3)ファンの人達と交流をする
やること4)ファンの人達が求めている商品を販売する

今回は、輸入ビジネス(ただの転売)について解説してきました。

もしアナタが、物販、転売に取り組み始めたり、現在取り組んでいるのであれば、

  • どこで仕入れるのか?

  • 儲かる商品は何か?

  • どこで販売すれば売れやすいのか?

このようなことを、知りたいと思ったかもしれません。

ただ、これの答えを探そうとしても、人によって言う事も違うため、さまよい続けることになります。

それに、こんなことを探し続けるのは、商売の本質から大きくズレています。

商売の本質は、お客さんが求めているものを提供して「ありがとう」と言ってもらうことです。

それが積み重なることで、結果的に利益が出る。

逆に、

「どうやったら利益を出せるか?」

という考えでは、いつまで経っても儲かりません。

これは、私が8年もの間、経験して学んだことであり、決して真似しないにしてください。

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