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20200414 終わりと始まり インドロックダウンDay#21

ロックダウン21日目が終了しました。

本日は当初の終了予定日でしたが、午前10時にモディ首相の会見で全土でのロックダウンを5月3日まで延長することが発表されました。

「トータル40日か、、。」と考える頭をすぐさま「40日のうち21日も終わっているんだから既に折り返し過ぎて、半分以下だな」と切り替えられるのは、トラブルに慣れた長年のインド生活の賜物です。

本日の延長発表を受けての、懸念点は以下の3点です。
①ホットスポットの認定と、それに対するより厳格な隔離措置
②ロックダウン長期化による失業率上昇・経済不安による治安悪化
③連鎖倒産による経済の急速な悪化

元々ロックダウンは劇薬です。非常に負荷の高い隔離措置をとる代償を社会で支払い、感染者数の増加を高いレベルで抑えるというものです。インドは上昇傾向にありますが他国と比較しても、善戦している状況ではあります。一方で報道では失業率は24%まで上昇しているという内容もあり、これ以上の一律のロックダウン実施は危険です。

4月20日により一部地域にて緩和措置が開始されるとありますので、その対象地域・緩和の内容が注目されます。

マネージメントとしても従業員の疲労が見て取れます。家族と同居している彼らにとってはパーソナルスペースが限りなく少なくロックダウン中の生活は非常に困難であることが容易に想像できます。

後半戦明日からも頑張っていきましょう

<インド側の状況>
・感染者数:10,981例(死亡:368例)
・物資の供給状況:水、デリバリー共に安定
・外出制限:ロックダウン21日目(買い物は週1回可)
・鈴木のメンタル:もう折り返し、あと半分!

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