意外? 2日酔いに効くお薬の効果とは?「ハイチオールCプラス2」の秘密
皆さんこんにちは🌞
いつもご覧頂きありがとうございます。
年末年始、コロナ禍が明けて久しぶりに忘年会や新年会の方も多いのではないでしょうか❓
飲み過ぎて2日酔いの方もいらっしゃると思います。
今回はそんな時意外なお薬が、2日酔いに効果があるので、お伝えしたいなと思います。
1.「ハイチオールCプラス2」の効能効果について
ハイチオールC
聞いたことがある方も多いと思います。
ただ、シミ、そばかすなど皮膚疾患のお薬だと認識される方が多いでしょう。
私は特に女性の方が飲まれている印象があります。
しかし「ハイチオールCプラス2」の効能効果を見てみると
・しみ・そばかす・日焼けなどの色素沈着症
・全身倦怠感
・2日酔い👈ここ注目
・にきび・湿疹・じんましん・かぶれ・くすりまけ
と確かに2日酔いと書かれています。
何故2日酔いにも効果があるのでしょうか❓
それは成分にあるL -システインが関与しているからです。
2.L -システインの作用について。
L -システインはアミノ酸の一種で、肝臓を解毒したり、皮膚の代謝に関わります。
そしてL -システインはアルコールを分解する過程において代謝酵素である、アセトアルデヒドデヒドロゲナーゼを活性化することにより、アルコール代謝を促進する働きがあるのです。
このようにL−システインは結果的にアルコール代謝を高め、2日酔いの治りを早くします。
因みにアルコール依存症の薬であるシアナミド(嫌酒薬と呼ばれています)はこれとは全く逆の作用機序で、アセトアルデヒドの代謝を抑制して、アセトアルデヒドを体内に持続させることにより気持ち悪さを覚えさせる仕組みになっています。
3.まとめ
いかがでしたか❓
ハイチオールCが何故2日酔いに効くかが、お分かりいただけたかと思います。
私も酷い2日酔いの時には、このハイチオールCで代謝を早めています。
その上で「大正漢方胃腸薬」の液体(五苓散と黄蓮解毒湯の合剤)を併用することが多いです。(頭痛と吐き気によく効きます。大正漢方胃腸薬は散剤と液体で配合されている漢方が違います)
あと肝臓の働きをよくするためウコンが入っているお茶などを一緒に飲まれるのも、より効果的かも知れませんね。
ハイチオールCはアミノ酸とビタミン類の配合なので他の胃腸薬との飲み合わせはほぼほぼ問題ありません。使い勝手がいいですね。
またL−システインを配合していますが、効能効果には2日酔いの記載がない他社製品もあるようなので注意するようにしてください。
それでは年末年始飲み過ぎないようにお気をつけて、お過ごしください。
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