木ノ戸久仁子

人間が石を作る 陶芸の技法で石を作っています。

木ノ戸久仁子

人間が石を作る 陶芸の技法で石を作っています。

最近の記事

蛍光灯

蛍光灯が切れそうな時 チカチカしてると なんでかその場所にいるのが本当に無理ーってなる。 意味なく焦って不穏な気持ちになる。 なんかわざとそういう展示見にいって自分を煽りにいこうかな。

    • 制作過程

      きっと 土で形を作る気がなくて 焼く事で作っている。 想像力!

      • 加藤唐九郎

        加藤唐九郎さんが話している動画が残っていた。 短い動画だったが 自己を救えるのは自己の作品である。 焼き物で自分は救われるまで努力するしかないといった事を話しておられた。 不意に見てしまったのもあって私は泣いてしまった(すぐ泣く) 私は陶芸家なので加藤唐九郎さんの事は知っていた。 永仁の壺事件や なんとなく感じる でっかい声にちょと正直引き気味だった。 野生味が溢れる昭和の典型的な陶芸家なのかと思っていた。 唐九郎さんが外に見せるチカラみたいなのばかりを見ていた。 陶芸家そ

        • 今日の出来事

          打ち上げの後搬出(めっちゃ早い)をして打ち上げにいた人と2人っきりになる時間があった。 誰かといて何か話さなくては!と焦る事は自分には無いし寧ろ余白みたいな時間も好きだ。 人がいっぱいいると例外なく自分はいちびりだすので。 例えその人がはじめて今日出会った人でも本当はきっと2人でいる事が好きだ。 お喋りな人でもそうでなくてもその人の空気をただ見ているのが自分としては良くて贅沢な時間だなぁっておもったりもしている。 1人でいるときより随分にリラックスしているような気もする。 気

          打ち上げ

          今日は展示の打ち上げっす! 車でいくので呑めないのが残念! しかしあついな。 風があつい。 夏は飛行機の音がめっちゃ聴こえたり 飛行機雲発見確率が上がる気がするのですが。 夏の方が外にいる事が多いからでしょうか。

          死生感みたいなもの外側から。

          生きていく中で何人かの大切な人が死んでしまったり 自分が他者の生き死に関わったり 立ち会ったりもした。 人は誰でも死ぬとはいえ 死にはひとつも同じ事はなかった。 その時その時で 自分の向き合い方と 死にゆく人の向き合い方と 自分でない他者の向き合い方 それぞれを持ちよって話せたり話せなかったりもする。 でも人が一人いなくなるんだからそれぞれどんな立場でもみんな真面目に考えているとは思う。 本当は人がいなくなるのは悲しい。 でも仕方ない。 どんな死に方を目の当たりにしても

          死生感みたいなもの外側から。

          なんとなく掘ってきた土とか 授業で余った土をまぜたりして 制作していたので最近は土を買わずにいたのですが。。。。 数ものの仕事がはいったので土を買いにいってびっくり! 二倍どころの話しじゃない値上がりをしていました。 打ち合わせの段階で値段はお客さんに伝えてしまっているし 準備をすすめて来たのに 降り出しにもどすのもなんか違うし。。少し数がある注文で良かった。。。

          お休みは終わり

          なんとなくここ3日位 箱書きをしたり掃除をしたりして 土にさわらずにいました。 そろそろ気持ち悪くなってきたので制作しようとおもいます! 秋に大きめの個展します。 途中お茶会したり 新しい陶芸の産地を作ったりします。 ひとつひとつにむけて丁寧に進めています。 すっかり打ち合わせにかこつけて芸術の話を好きな人達と話したい人みたいになっています。

          お休みは終わり

          作った作品

          いつも作った作品にたいしてどうやって信頼とか安心をしてもらえるかという事を考えています。 自分の作ったものは本当に誠実に作ったものです。 それをどうやってどんな方法で他者に伝えられるんだろうか。 言葉が便利なので伝えたい事を照れずに拗ねずに沢山話せるようにわたしはなりたいです。 自分の作品が世に在る事によって本当に楽しくなったり何かを感じる一辺になりえたりするとおもっています。 だからそれをちゃんと伝わる形で伝えないといけないんです。

          スペクトラム

          8色目の虹が作りたい。 ずっと考えてきて 色と色の際にもう在るのかもと さっき思った。 自然と人工を もしかしたら自然と文化を 電気みたいなもので ばちばちってしたい。 虹にもやりたい。 すごいはやさ 混合物。 メモ。

          スペクトラム

          ただいま

          くたくたです。 次の展示ちゃんとビシッとしたいのに服装がわかんないって言ったらスーツをギャラリーのスタッフさんが一緒に選んでくれたり(明日の在廊は私スーツでビシッとしてるハズ!見にきて) 古い友人がたまたま同じ所で展示をしていたりで ここまで生き延びてきた事をお互い心から喜びあったり(言葉で言い合ってはいないのがまた嬉しい)全部があーありがたいなーって思う一日でした。 いつかの時代では言い切れなかった陶芸を私が芸術にします。 どこかでは全部の言葉も空気も事項もやっていれば重力

          両立

          抹茶ブームが時々くる。 この前のシラスのお勉強会にて 茶盌とぐい呑のお勉強をしてから 抹茶が点てたくなって抹茶ばっかりのんでいる。 そしたら急にお酒がいらんくなって 暫くのんでない。 抹茶と酒は私の中では両立できひんのかもしれん。

          7月

          7月の残り。 制作をしないで過ごそうとしていたのだけれど結局作りたくてとめられない。 なんか悔しいとかに似たちょっと違う感情。 他者に対してではない。 作りたい気持ちだけ持って 作業場で一日アインシュタインが色んな人に書いた手紙を読んでいた。 自分は何を言ったら満足するんだろうか。 何を作ったら気がすむんだろうか。

          生欲の双生児 〜Rebuild〜

          本日より7/28まで根源的生欲展 リビルドされて生欲の双生児と成り展示。 金沢ルンパルンパにて。

          生欲の双生児 〜Rebuild〜

          ひと段落

          一学期の小学校の授業が終わり 展示も在廊と搬出のみ。 次の大きな展示は10月です。 ずっとぎゅうぎゅうにしていた頭と身体をなんとなく緩めて準備期間にはいります。

          夜(2024.07.10)

          一日働いていたらまた夜になりました。 夜がきたら庭に出て空を見たりzippoを魔改造したり考え事をしてウイスキー呑んだり。 そういえば大人になってからの殆どの夜を考え事に使っています。 思いつきで呑みにいったり遊びに行けたりするような都会に住んだ事が殆どありません。 だいたいは山に住んでいて虫の声がして鹿が鳴いてたりっていうのが自分の夜です。 少しだけれど暇ができそうなので仕事じゃない旅に出ようかな。 友達に会いにいったり 洞窟とか行ったり 石とか拾ったり。