拙作の140字小説(2023-11-13 公開分)に関する補足説明と、読み手の皆々様、殊に医療関係者各位へのお詫び、及びお願い

いつも拙作にお目通しくださいまして、誠に有難う存じ居ります。


取り敢えずのエクスキューズ的な「自作を語る」にて大変恐縮ですが

拙作の140字小説(2023-11-13 公開分)

https://note.com/kinosita_asahi/n/n12aab4779429 

につきまして、まず補足説明をさせて頂きたく。

こちらの作中にて、主人公がどうやら留め置かれているらしい施設は、
「(少なくとも、正規の)病院・診療所などの医療施設」とは明記しておりませんし、

「採血の器具を携えた白衣の人物」も
「(少なくとも、正規の)医療関係者」とは限らない、と、
作者当人、及び「製作背景を知っている読み手」といたしましては、そう存じております。


(「製作の内幕」をぶっちゃけますと、
「血」及び「採血」は、比喩、暗喩の類いです)


本当に、現場の医師の方々、看護師の方々をはじめとする医療関係者の各位には、

特に、今の御時世を鑑みますと、頭が下がることばかりです。


蛇足ながら、
亡くなりましたが、うちの母も看護師でしたし、
身内にも医療従事者が(複数名)おりまして、

子供の時分から、母を筆頭とする、身内の医療従事者の話を聞き知っておりましたので、
お仕事の大変さは重々存じているつもりでおりますと共に、

目下の御時世をも考慮しますと、
「よほど大変なお仕事だ…」と、頭が下がる想いです。


(そう言えば、母の生前に、「何で看護師にならなかったの?」と聞かれたことがありますが、

それは、周りの話を聞くうちに、
「私みたいな根性無しには絶対に無理だ…!」と、早々に見切りを付けたからでした。

…本当に「一族の変物」なのです)

ですので、本当に、医療関係者の各位には、含むところは全くありませんし

(それどころか、持病各種取り揃えの身としましては、
頭の上がらない、足を向けて寝られないことばかりです)、


更に申し上げれば、医療の現場でのお仕事をはじめとする、医療関係のお仕事全般におきまして、
その、それぞれのお仕事を貶めるつもりは全くありません。


ただ、今現在の私の創作能力の内では、

物語の中の比喩として、「血」「採血」に代替する、同等、もしくはそれ以上の、適当な表現が見つかりませんでしたし、

また140文字以内という制約もあり、
作中にての充分なフォローもできませんでした。

せめて、
「(少なくとも、正規の)医療機関及び医療関係者」という表現は避けたつもりにておりますが、

それでも、読み手の皆々様、
殊に、医療関係者の各位にご心痛をお掛けしましたことは、
仮にも「創作者の端くれ」といたしまして、面目次第なく
非常に心苦しく、
また、大変に申し訳ないことだと存じております。

本当に申し訳ありません。


以下は、「生みの親」といたしましての勝手なお願いにて、大変恐縮なのですが、

「生みの親」としましては、
「鬼子」としてこの世に生を受けることになってしまいました「我が子」ですが、

それでも、この「子」に込めた想いや願いがありまして、
少なくとも、今すぐに「殺処分」は致しかねますのです。


少なくとも、「生みの親」の気が済むまでは、
この「鬼子」の生命を永らえさせて頂きたく存じます。

勝手なる以上に、無礼極まるお願いにて、
重ね重ね、本当に申し訳ありません。


木ノ下 朝陽 拝

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