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チームでの役割

久しぶりの書き込みになりました。

現在の情勢によりスポーツの世界も影響をうけています。

バスケットボール界ではオールスターの中止をはじめ、観客の動員数を減少するなど、対策を考えながらリーグ戦を続けていく流れです。

選手やチームのスタッフは勿論、観戦をする方も気をつけることが大切になってきますね。

さて、今回の内容は、「世代」についてです。

チームにはそれぞれ役職ではないですが、呼ばれ方みたいなものがあります。

「ベテラン」・「中堅」・「若手」・「ルーキー」

たまに耳にする方はおられるかもしれませんね。

チームにはそれぞれの年代の選手が居て、それぞれに役割みたいなものがあります。

この役割がバラバラのチームは強くならない可能性は高いです。

言い切ってしまいましたが・・・笑

これは縦社会を築き守れ!と言ってるわけではありません。

チームには文化やルールなどがあり、それを築いてきたのはベテラン、あるいはOB・OGの存在のお陰です。そして、そのことを若手やルーキーは理解をし、中堅は責任を持ち更に良い文化を築いていく。ベテランはそれを見守り方向性を正したり、良い雰囲気をつくること。

このことは練習中のプレーの事や戦術の事をさしているわけではなく、そういったことはコーチや指導者の仕事です。

練習以外での行動や言動という部分のことであり、チーム内の環境を選手自らが良くしていくことが凄く大切ということです。(勿論、そのこともコーチの仕事ではありますが!笑)

こういったことが出来なければチームが勝てていない場合や何かトラブルが起きた際にチームはバラバラになりやすいでしょう。派閥ができたりもします。

必ずと言っていいほどチーム内の誰かの事を悪く言う選手が現れます。

「全然練習をしない!」「文句ばっかり!」「わがまま!」「あいつとは合わない!」「このやり方が嫌!」「練習しすぎ!」など・・・

最悪、そのように思ったとしても心の中で留める、あるいは関係者の居ない家に帰ってから言うべきです。

または、全く向上心の無い選手が現れ少しずつ伝染していきます。そして、頑張っている選手が逆に変な扱いや浮いた存在になってしまうケースも考えられます。

こういった事が起きないようなチームの雰囲気を作ることはとても大切な事なんです。

むしろ逆に優勝するために試合や練習では熱く冷静に、オフコートでも良い雰囲気を継続したいですね。

なかには、そんなことには一切我関せずマイペースでプレーだけをしている選手もいます。それはそれでチームにプラスもマイナスもないですね。このような選手はチームにはだいたい居てますね。笑(人はそれぞれに性格や価値観は違うので、居てても可笑しくはないです)

自分自身やチームが良くなっていけるように働きかけ、1人1人が役割を意識し、より良い文化を創っていくことが強いチームになるために必要な要因の1つでしょう。

さてさて、

「コート内」での話に変わります。

ベテランに焦点を当てます。

どんどん若くて上手い選手が育ち試合に出場するようになってきます。今まで当たり前のように試合に出場していたのにプレータイムは少しずつ減っていき、スタメンから外れ試合に出場しない日がでてきて・・・

これは当然な流れです。時間は進んでいますからね。

そのような時期に入ってきた際にどのようなメンタルを持つのか?

かつて私がルーキーや若手の頃に先輩からポジションの座を勝ち取り試合に出場をした時・・・先輩は自分のことをどう思っているんだろう?なんて考える余裕なんてあっただろうか?

無かったです・・・私はとにかく必死でした。

更に上手くなってやる!という思いが強く、チームが良くなる為に何が出来るだろうか??なんて考える余裕は持てませんでした。

そんな時でもチームが良くなる為に先輩方は動いてくれていました。

私が文句を言おうものなら怒ってもくれましたし、方向性を正してくれる先輩もいました。そのことに自分はベテランになってやっと気付かされました・・・

正直、気付くのが遅すぎましたね・・・笑

若い選手が育ってくる中、絶対に負けない!という熱い気持ちを持っておくことは大前提ですが、その他にも育ってきた若い選手を育てていくことも、チームを引っ張ってきたからこそ出来る仕事の1つなんです。

若手は時には凄く響き、時には面倒な態度を取るでしょう。生意気なことも言うでしょう。しかし、そんな場合でも正しい方向性を示してあげましょう。それがベテラン自身が出来る成長でもありますしね!

若手やルーキーの選手!

とにかく向上心を持つことです。新たなカテゴリーに進み手応えを感じる選手も居れば、壁は高いと感じる選手も居るでしょう。失敗を重ね上手い選手を真似て、オリジナルの自分をつくっていきましょう。

人間性と競技能力は比例しています。

成長を求めて必死に頑張り続けるメンタルが無ければ大成はないでしょう!

まずは我武者羅に頑張ること。その後のフォローは先輩の仕事です。笑

中堅の選手!

さあ!どうなる?

カテゴリーにも慣れてきました。この先チームの中心となってベテランに進むか、チームから戦力外を通告されるか・・・

チームには構想があります。ある程度チームでの存在感をコーチや指導者が把握できる立ち位置になってきます。責任感もでてきますし、チームとして中心になってくるでしょう。

必死さだけでは無く、新たにより良い文化を創っていけるようにチームのことも考えていく必要がありますね。チームから求められる選手になろう。

ベテラン・中堅・若手・ルーキーがそれぞれをリスペクトし合いチームを1つにしていく!

そんな風にして文化ができていくんですよね。

めちゃくちゃ良いですよね。

私はそんなチームが好きです。いずれはそんなチームを持ちたいですね。笑

こういったことが直接試合の勝敗に直結するかは分かりませんが、チームスポーツであるならば、良いチーム!応援されるチーム!って素晴らしいと思います。

現在、Bリーグをはじめ、大学生や高校生のレベルも高くなってきています。

これからの日本のバスケットボール界がどんどん良くなっていけるように皆で成長していきたいですね。

今回は役割についてでした。

いつもながら、これはあくまでも私の思考です。

「きのさん!それはちゃうんとちゃうか~!」って方がおられましたらメッセージを頂けると参考になります。

最後までお読み頂きありがとうございました。

ついでに「すき」も頂けると嬉しいです。





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