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ものづくりの中心で愛を叫ぶ ~キャディに入社しました~

こんにちは、きのっぴです!
仰々しいタイトルにも関わらず開いていただきありがとうございますw

突然ですが私きのっぴ、i Smart Technologies株式会社を退職し、2020年12月1日よりキャディ株式会社に入社いたしました。
なお前職の前はレーシングカーデザイナーとして設計・エンジニアリングの仕事をしておりました。

今回はキャディが挑む製造業の調達について、そして設計者というバックグラウンドを持つ私がキャディを選んだ理由について少しだけお話ししたいと思います。

なおこちらの記事は「CADDi Advent Calender 2020」の6日目記事としてエントリーさせていただいています。
他の方の記事も魅力いっぱい!ぜひフォローしてみてください。

キャディとは何をしている会社か

キャディの事業については他の方がたくさん書かれていますので簡単にしますが・・・・キャディは「調達分野から製造業の業界構造を変革し、ものづくり産業のポテンシャルを解放しようとしている会社」です。
※ 詳細は下記のスライドをぜひ見てみてください!

機械メーカー等(発注者)はいわゆる町工場(受注者)に部品製作を依頼・発注するわけですが、現状では双方ともに特定の相手との取引に依存している割合が高くなってしまっています。(発注者は馴染みの工場に発注し、受注者はいつものお客さんからの仕事で飯を食う)

しかし世の中にはメーカーも町工場もごまんとあるわけで、自らの要求や強みに合った最適な相手と取引ができていない場合がほとんどんなのです。

この特定取引相手に依存する構図は下請けピラミッド構造と結びつきがちで、発注者・受注者共にリスクにもなります。またこの中に存在する発注、見積、検査、納品等のオペレーションコストが非常に高くなってしまっているという側面もあります。

キャディはこれらの問題をテクノロジーの力も借りながら解決し、調達の最適化、そしてフラットな業界構造の実現を目指しているわけです。

業界構造

ものづくりを俯瞰してみよう

さて、ここで一度「ものづくり」の全体像を考えてみたいと思います。

ものづくりはいつも、「①あんなこといいな!できたらいいな!」という人の想いから始まります。
しかし21世紀現在の今日、青いタヌキ・・・もといネコ型ロボットは現れていないわけで、設計屋さんや加工屋さんの出番と相成るわけです。

設計者は
 ② 要求される価値を機能に落とし込み
 ③ それを実現できる機構・構造を考案
 ④ 詳細な部品設計まで行って図面を書きます。

そしてこの情報を元に加工者や組立者が
 ⑤ 部品を加工・製造
 ⑥ 検査等も挟みつつ組み立てを行って、
やっと一つのモノ=価値が世の中に生まれるのです。

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調達はものづくりの中心である

上記のフローにおけるポイントは④の部品設計と、⑤の部品製造の間にあります。ほとんどの場合、この間においてプレイヤーが変わるのです。

つまり、設計を行う設計者から、製造を行う加工者へとボールが渡るのです。そしてここに調達という役割が発生します。
(もし設計者が自ら部品製造ができれば、調達という役割は必要ありません)

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見ての通り、調達という役割はものづくりのフローにおけるど真ん中に存在しているのです。
そして人と人を繋ぐ仕事である以上、求められるものがあります。


そうです、 愛 です。


割と本気ですw
設計者と加工者という異なるプレイヤーが一つの価値を作るため共に仕事をするためには、相互の思いやりが必要なのは言うまでもありません。
それを仲介する調達という仕事は非常に尊いものなのです・・・!

(キャディはAmazonやラクスルやいろいろなサービスで例えられるけど、もしかしてPairsなのでは?・・・・マッチングではないんだけれども)

(愛を伝えるためのラブレターが図面だったりするのですが、その辺りの話は熱くなりすぎる恐れがあるので別の機会に書きたいなと思っています。#図面はラブレター)

なぜキャディだったのか

さて、そんな調達の世界に挑んでいるキャディ。
もちろん自分のものづくりの経験を活かせるとは確信していたのですが、私がキャディに惹かれたのには他にもたくさんの理由があります。

①【可能性】無茶なことを・・・でも、この人達となら・・・・

キャディがやろうとしている事は、モノづくりを知っていれば知っているほど不可能に思える内容です。
私も最初はそう思いましたが、様々なイベント等通してキャディのメンバーと会い、その能力・熱量に触れていくうちに、「この人達とならできるかもしれない」と確信するに至りました。
それだけ挑戦する価値のあるテーマであり、魅力的な人たちが集まっています。

②【カルチャー】同じ未来を描ける仲間

キャディは創業3年にして従業員が100名近く、今後1年でさらに数倍の成長を遂げようとしている超急成長スタートアップです。
私も前職はスタートアップのマネジメント層だったわけですが、こんな事をしたら普通は方向性が乱れて組織崩壊を起こします。
しかしキャディはこの状況においても全員のベクトルがしっかり揃っていることを感じます。
その背後にはカルチャー浸透への努力と、各個人の高い理解度がある事は間違いありません。

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③【愛】この会社には、愛がある

世の中には素晴らしいビジネスモデルを持っている会社はたくさんありますが、拝金主義的なものを感じてしまうものが多いのも事実かと思います。

もちろんキャディはビジネス的可能性も超ド級なのですが、経営層から各社員まで、「お客様やパートナーさんにどんな価値を届けられるか」「どうしたら製造業にかかわる人が幸せになれるか」を本気で考えていることを感じられます。
この会社でなら、大真面目に愛を語れると信じられたのです。

一緒に愛を語ろう!

キャディでは一緒にものづくり産業のポテンシャルを解放してくれる仲間を幅広く募集しています!
特に実際に加わってみて、設計や製造など製造業ドメインを持たれている方が活躍できる余地がたくさんある事が分かってきました。
少しでも気になる方はコメントでもTwitterメッセージでも構いませんのでぜひお声がけください!

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