見出し画像

作品に想いを乗せきるということ

8月最後の週末、熱海にてアート合宿を自主開催しました。

2022年始に「アートをやる」と決め、同7月に初の個展、今年5月にはグループ展を開催。ピアノも並行し、1年半活動してきた中で、「表現」に対する考え方が変容してきました。

活動を始めた頃から5月までは、「その場で着想し、ユニークな作品を生み出すのが自分のスタイル」と思っていました。


それはたしかな個性であり、仕事においては強みである一方で、私の一側面にすぎないと気づきました。また、それだけでは作品に想いを込めきれない限界も感じていました。

その限界に気づかせてくれたのは、1年間同じジョジョの曲を練習し続けているピアノであり、グループ展で自分と対照的な、練りに練った作品を展示している仲間の存在でした。

「何度も行ったり来たりしながら、納得のいく作品をつくりたい」

これが、5月のグループ展後に湧き出た想いであり、逆にそれができない限り、次に展示することはないだろう、と考えました。

なので、7月にこっちゃんと「アート合宿やろう!」という話になった時から、このようなプロセスを歩む意思は固まっていました。

「3ヶ月以上も前に決めたことを一切曲げず、その通りにやる」というのは、私の人生においては新鮮な出来事で、学びに溢れた道のりでした。

実際にどう過ごしたかと言うと、1枚の絵に8時間かけ、もっとこだわりたかったけど、エネルギーを消耗しすぎて絵を描きながら息切れしてしまい、また時間も使い切ったので、一区切りにした、という2泊3日でした。

ほんとうに、こだわり続ければ20時間でも30時間でも費やせたんだと思います。いつかは、そのような100%出し切った絵を描いてみたいです。

ともに合宿をつくってくれた、こっちゃん、ゆま、きなりありがとう!


告知

9/10(日)にアートのワークショップを開催します。

それ以降も開催すると思うので、気になる方はチェックしてください!


いつも読んでくださり、ありがとうございます! サポートは、読書やnoteの購入に活用させていただいております。