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コロナ禍における女性労働者がつらすぎる・・・ 『クローズアップ現代 女性たちの苦境』#TVメモぴ

コロナ禍における非正規・正規の女性たちの待遇や労働環境の問題について、4名の女性に取材して、いろんなタイプの苦境をコンパクトに30分でまとめた良い番組でした。

2020年6月9日放送(記事タイトルは放送中、左上に表示されていた略称)


ケース1:47歳、非正規の百貨店販売員、88歳の父と2人暮らし

・5月?から休業。貯金は2万。収入は手取り20万+父の年金8万。
・派遣会社は売上が1/5に減少し、資金繰り的に国の助成金を使った休業手当を避けたい。
 →NPOの協力で電話対談し、手当を獲得。


ケース2:30代、就職氷河期に50社以上落ちて非正規

・正社員の話があったが3.11でなくなる。
・年収はずっと230万(時給1,650)
 →スキルアップで時給2,000を狙うがコロナで消滅
・リーマンショック後の就職氷河期、3.11、コロナとトリプルパンチ...

・その後、派遣会社も雇用先を確保できない話、経済構造のひずみの話(男女の賃金格差、セーフティネットの不足など)


ケース3:30代?、育休中、正社員

・育休中に10人の部署内で自分だけクビになり、「必要ない人間」「社会からはぶられた」と感じる。
・女性活躍推進法が成立した2015年に入社し、社長が「働くママも働きやすくなるよう」とフレックスを導入したが、結局コロナでクビ
・月15万のローンを妻20万、夫30万の収入で払う計画が崩壊。


ケース4:30代、正社員(在宅)、夫・子ども2人と暮らす

・自粛明けに負担が増したケース
・集団登校の自粛のため小1の息子を毎朝送迎(大企業の夫は通勤)
・「在宅勤務だから」と保育園から登園の自粛要請
 →反抗期の2歳児を世話しながら仕事
・小1の息子は昼に下校
 →昼食と家庭学習が増える
 →夫は家でも会議が多く育児に回れず(会社も配慮してくれない)


まとめ:家事育児における明らかな男女格差... 

他にもいろいろ話していた気がしますが既知だったのでスルー...

この辺も知っていましたが、データははっきり暗記していなかったので、5.5倍の数字には改めてビビりました・・・ビビるだけじゃなくて行動していける人になりたいです。

・前提:家事育児の時間は5.5倍の差(男性1h23m、女性7h34m)
・調査「在宅勤務になって困ったことは?」
  - 仕事関係:男性39%、女性41%
  - 家事育児:男性15%、女性44%
  - 対象:子どもが休校中の男女98人

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