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衣る、食べる、住む、もの創りする

今日は陶芸体験でつくった器を
受け取りに行く日だった。

昨年末に、手びねりという手法で、
ふた付きの小物入れを創った。

梅干しやおやつをいれるものにするつもりだ。

西新井の陶芸教室まで赴く。

西新井大師があるその街は下町情緒溢れている。初詣も落ち着いた頃で、静かだった。

住宅街のちょうど角に佇んでいる目的地は、
陽の光がたくさん入る場所でとても気に入っている。

 

釉薬(ゆうやく)をつけた直後
窯で焼いた、完成品

蛍光のオレンジのような色の釉薬(ゆうやく)が
窯で焼くと山吹色になるのだから不思議だ。
我が作品ながら、愛らしいフォルムだと思う。

*

思えばこれまで、ものづくり、
表現といわれることは続けてきていた。

小学生:書道
中学:美術部
高校:バンド(音楽)
大学:建築
社会人:写真
いま:陶芸

今までは、
どれも長続きしない、興味の対象がよく変わると
自分のことを認識していた。

けれど、やることや方法は変われど、
共通しているのはなにかを作ったり表現することだった。

*

衣服を纏う、
料理したものを食べる、
住まいを整える、
ものづくりをする。


わたしにとってものづくりは
生きるために共に在ってくれるものだった。


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