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今週のkinologue 【6/20-26】

梅雨明け前なのに真夏の蒸し暑さ。温度調整に慣れてない体にこたえる。午後から自転車で出かけたら余りの暑さにバテて、デニーズに吸い込まれた。ちょうど読み終わりたい本もあったし。ファミレスっぽいレモンの小さいパフェは、生クリーム苦手でも美味しく頂けたが、夕方の子連れファミリー利用の多さに驚く。いやいやファミレスですからー!こんな時間に本が読めると思って入ったこっちがバカだった。

数回前のnoteに、連絡が取れない権利元に毎日連絡しよう!と書いて、毎日してたらやっと反応があった。新しい担当者がその日のうちに数回確認に連絡をしてきたが、またそれっきり。これ、社風なのかね。フィンランド人、イギリス人、ドイツ人はわりとレスがちゃんとしてて信用していたのだけど、結局人によるということか。昨日一昨日と連絡したけど、反応なし。わかったよ、明日からも毎日するから。根気相撲、負けないよー!

代々木上原hako galleryさんにて。

昨日今日と『YARN 人生を彩る糸』上映会。5年近く前に公開した映画にまた出会って頂いて、本当に嬉しい。ご参加頂いた皆さま、ありがとうございました!今回は「旅とテキスタイル」さんの企画で、上映後のトークイベント司会は『どこにもない編み物研究室』著者の横山起也さんという布陣。事前打ち合わせの段階からお任せして大丈夫と確信し、こちらは楽しみに伺うだけだった。壇上で横山さんに中国茶を淹れて頂き、終始リラックス。買い付けた時の話から、『〈主婦〉の学校』にもつながる作品選択やそのタイミングなどを、横山さんがこちらの無意識を言語化して下さり、自分のことなのに至極納得。そうか〜、無意識に分断の近代で失われたものを取り戻そうとしているのか。私は映画のメディアとしての力を信じているけど、横山さんは手芸のメディアとしての力を信じているのだろうなぁと思った。
そして、昨日のトークゲストだったファイバーアーティストの谷口聡子さんにもお会いできた。誰にも編めないような極細の糸の作品は美しすぎる。

糸から染めたり、後から染めたり、編み足したりするそうです

昨日のトークは聞けなくて残念だったが、谷口さんの原点は、美大時代の先生に「編めないもので編む」ことを勧められたことにあるそう。「編めるもので編む」という当たり前が崩壊したのだ。そして、これが最初の作品「白菜」とポートフォリオ。

熱いポートフォリオ。この時だからこそできたものだとか。

これが原点となって、こんなに美しい作品を作り続けているってなんて素敵な話だろう。初めての対談登壇だったいう谷口さんに話をしてほしいと思って声をかけた「旅とテキスタイル」の菅野さんの眼力はすごい。
今年も半分が終わろうとしているが、前半はご縁に恵まれて、こうやって配給した映画をきっかけに色々な場に関われたことが何よりの収穫。

そして、今週は『トップガン マーヴェリック』を満を持してIMAXで。前作を見てからの方が絶対楽しめるよという助言は100%正しく、オープニングから始まり、こんなに前作が踏襲されているとは思わなかった。“アイスマン” ヴァル・キルマーの登場なんて、泣かせるもんなぁ。ムダな裸とロマンスもそのうちの一部と思うと微笑ましい。こういう楽しみ方は映画しか出来ないし、同じ俳優が40年近く経っても、こんな大作の主役を張れるのも奇跡。トム様、ホント偉大。マーヴェルを抑えて今年の実写洋画1位!このまま爆走していってほしい。

IMAXの紹介映像はもう少し短くならないものかなぁ

kinologueが配給する映画とはスケール感が全く異なるけれど、映画にしかなし得ない楽しみはまだまだあるなぁ。


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