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今週のkinologue【7/12-18】

確かに雨ばっかり〜と梅雨明けが待ち遠しかったけれど、いきなりの真夏モードに体がついていけなかった今週、プレス資料(そのままパンフレットにもなる予定)が完成。印刷の仕上がりも良い感じ。「主婦の学校」が一体どんなところで、何を学べるのかの詳細はもちろん、アイスランドのジェンダー平等については歴史的歩みや駐日大使・監督のインタビューにてたっぷりと。コラム(こちらについてはまた来週改めて)も頗る面白く、これで映画への興味や理解がぐっと深まることを期待したい。先週から始まったオンライン試写の反応も上々。これから色んな人に観て貰って、どう受け取られ、どんな形でメディアに載っていくのか、楽しみだ。

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そして、先週に引き続きカンヌ国際映画祭。なぜか今週はスクリーニングのミスが相次ぐ。招待状が送られてくるタイミングが遅かったり、時間通りに観ようとしても違う時間で設定されていると拒否されたり。映画祭だとこういう場合、縁がないのかなとすぐに諦めてしまう。『The Witches of the Orient』という前回の東京五輪の日本女子バレー「東洋の魔女」を追ったフランスのドキュメンタリーは、 首相発言のあった今、日本で公開されるといいのになと思いながら観た。フランス人って日本特有の文化ネタがホント好きだよなぁ。そしてメインの授賞結果が発表された今日、コンペに入っていたフィンランド映画 "HYTTI NRO 6" がグランプリを獲ったというニュースで、私のタイムラインは持ちきりだった。アキ・カウリスマキしかいないと思われていたフィンランド映画が、少しずつ力をつけてきたことが実を結んだ。内向きだったフィンランド映画が、ここ数年、変わってきたのは間違いない。私は2年目から参加しているが、今年で10年目のフィンランド映画業界の集いFFAも「今日はフィンランド映画界にとって歴史的な日」と讃えていた。ソニー・ピクチャーズ クラシックスがピックアップしたというし、日本の配給会社も買ったかもしれないが、とりあえず早く観てみたい。先週観たアイスランド映画の "LAMB" も今、最も勢いのあるA24がピックアップしたということで、こちらもきっと日本で買い手がついたのでは。いつものように、カンヌ後にどこの会社が何を買ったらしいよ〜という業界話を聞くのは、激しい争奪戦線に関与しない故、他人事として楽しみ(笑)。

サウナイキタイ_Tシャツ画像

夏の日差しに暑くて仕方なかった今日は、久しぶりに『サウナのあるところ』でサウナイキタイとコラボした「ウィスキングおじさんTシャツ」を着てラッコ系サウナに。寒い時だけでなく、暑い時の熱いサウナって偉大だなと改めて。


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