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浮かんだり沈んだり

こんにちは。
いつも元気な森野……と言いたいところですが全然ウソで、しょっちゅう体調を崩しております。
主に老化による体力免疫力等々の低下が原因で、胃腸が特に弱いです。元からそれほど強くなかったのが年を取って弱い部位(この場合、胃腸)にがーっと出てきたというか。だって冷蔵庫だって洗濯機だって年数が経てば壊れるもんね。いわんや人体をや。

それからこのごろ気づいたのですが(今頃かい!)、どうやらメンタルも弱いようです。弱くなった、が正解かな。10代〜30代は落ち込んでも24時間で忘れたし無理も効きました。

今は、ちょっと身体がどこか不調になると途端に気力も何もなくなってしまいます。悪い方に考えるわ不安はガンガン出るわ、体調が急降下すると追いかけるように過呼吸が出たり、もうさんざん。ちなみに生まれて初めて過呼吸を起こしたのは50代になってからです。
痛いのに弱い。苦しいのにも弱い。
世の中にはもっとしんどい思いをしながら生きている方が大勢いるというのに、情けないなあ。でも弱いんだ。痛いのイヤ😖 つらたん😣

そもそもnoteにアカウントを取ったのは病気の記録を残しておくためでした。救急車とか入院とか手術とか。マガジンになっております。書いておかないと忘れちゃうんで記念に載せています。何の記念だ? まあいいか。

こういったどちらかというとネガティブな病気ネタは読んでしまって辛くなる方もいらっしゃるし、通りすがりの人に妙な素人療法を勧められても迷惑なので、この先は有料マガジンにしていました。それを無料に戻したのがこの記事です。


さて、実は今またちょっと健康が怪しくなっておりまして。

そもそも心臓から出る太い血管が詰まりそうになりステントを入れた森野なので、年1回の検診は必須です。造影剤を入れてCTを取ります。
今年もそうやって画像を撮り、心臓近辺はOKでよし! だったのですが、医者に呼び戻されました。

「森野さん? あなたね、右の卵巣に腫瘍があるから。すぐ大きい病院の婦人科に行って」

はい?

「写ってたの」

ちょ、ちょっとなんだって?

「紹介状書くから受付で待ってて」


そうなんです。
右の卵巣に腫瘍ができているのだそうです。
腫瘍、というとなんだかすごい怖い感じがしますが、要はおできです。でも身体の中にできてて取り出せない。良性(おでき)か悪性(がん)かもわからない。

ずいぶん待たされて画像CD付きの紹介状をもらったので、すぐに言われた大病院に飛んでいきました。こういうときは早いんです。普段はのたのたしているけどね。
マスクから出る目だけ見てると米倉涼子みたいな先生が、テキパキ内診して、ついでに子宮ガン検診もしてくれました。子宮頸がんの検診はそこまで痛くないんだけど子宮体がんの検診は痛いのよ。しくしく。でも仕方ありません。

卵巣というのは親指大だそうですが、先生からは「8センチくらいですねえ」という言葉が発せられました。

8センチ? 親指が、8センチ?

さっそく帰ってきてググります。とにかく何か起こるとググるのが人生みたいに検索するのが森野のクセなのです。知らないことはすべて知りたい。ただしこういう時は情報源が問題。妙なまとめサイトなんか参考にしちゃいけません。本当のことの合間にちょろっと嘘が混じってたりするから見分けにくいのよね。

と言うわけでこちらを参考に熟読しました。

そもそも腫瘍というのは「できもの」全体を指す言葉であり、良性も悪性も全部ひっくるめた言い方です。
最初に心臓の主治医から「卵巣に腫瘍があるから」って言われた時、もうどうしよう!って動転したのですが、それは腫瘍=悪性みたいなイメージがあったから。目で見たわけではないので,あの時点では「ある」か「ない」かしかわからず、「腫瘍」以外の言い方ってないんだなあとまず理解しました。

そして上のサイトによると

  • 卵巣腫瘍は8~9割くらいが良性であること

  • 内診やMRIなどである程度予測はできるが、本当のところは手術で切ってモノを実際に検査してみないと良性か悪性かわからないこと

  • これから妊娠を望む場合は卵巣を残すよう努力すること

  • 基本的には手術で取る

などがわかりました。へえ~そうなのか。

え、手術?


腹を切るの? うげえええ

各地の病院が同様の内容を患者向けにいろいろ書いていますが、とにかく腫瘍はまず取るのが原則のようです。小さいと腹腔鏡手術も適用になりますが大きかったり悪性だったりすると開腹手術になるようです。

うげええええ

さっそく猫野サラさんの手術記を再読しに行く森野。

わあ、痛そう! 痛そうだよ!!
うわああああ痛いのやだ。でも腹切ればこうだよね。
腹切りかなあ。良性でも8センチもあったら腹腔鏡の適用にはならないんじゃ? ううむ。今悩んでも仕方ないが。

くにとみゆきさんの手術記も読みに行く。

ミユキさんの場合は開腹じゃなかったみたい。森野も実は麻酔使ってもらって頸管ポリープを取ったことがあるけどあれは痛くなかった。麻酔で寝てたし、術後が全然痛くなかったんだよね。
腹を切ればそうはいかないよね。


いま腫瘍がわかっているのは右側なんだけれど、悪性だった場合、両方の卵巣と子宮を全部取っちゃうこともあるらしく、それだとどう考えても腹を切りますな。ああ痛そうで嫌だ。でも仕方ない。仕方ないけど痛そうでイヤ。

悶々としながらたなかともこさんに「実はかくかくしかじかで……」とDMしたら、とても適切で親切なお返事をもらいました。持つべきものは友!

それによると、卵巣腫瘍の場合、一番怖いのは「茎捻転」といって、腫瘍が身体の中でくるんと回って突然激痛が襲うことだそう。

うひゃあうひゃあ ((((;゚Д゚))))

これまで何ともなかったし大丈夫とは思っても、身体をねじるストレッチなんかは避けてしまう自分。大丈夫なんでしょうけどね。気持ちの問題で。
運動もちょっと休止。大丈夫なんでしょうけどね。気持ちの問題で。

そんなわけで、現在はMRIの順番待ちをしながらドキドキ過ごしております。数日中に今後の成り行きがわかる予定です。

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