わたしの愛するペンたち #3000字に込めた偏愛
ある日森の中クマさんに、ではなくて、ある日noteの街をフラフラしていたら椎名トキさんが企画をされていました。
うわ~~これは書かねばなるまい! 1~2度、お話ししたことがある(ような気がする)トキさん、なんてステキな企画を考えるんだ! 偏愛BARにお邪魔したことはないけれど偏愛してるモノはあるんだよ。書かせて下さい。どうぞよろしくお願いします。
というわけで、前々から書きたかった推し文具について書こうと思います。
森野は文房具が好きだ
そうなんです文具が好きです。文具店では長居をする自信があります。ちなみに長居する自信があるのは本屋と文具店と図書館と美術館です。雑貨屋さんやお洋服の店も好きだけど長くはいられないです。なぜだろう?
文具と言ってもいろいろあって、主にノート(紙の)とか、ファイルとか、付箋なんか好きです。かなり前に安野ニツカさんが偏愛ノートの記事を書いていて、便乗しようと思っていたのですが書きそびれました。その時は失礼しました。ノートはこんなんを愛用しています。
大きさはA5です。バッグに入れて持ち歩くので薄いやつが好き。分厚いのは嵩張るし重いしで、ついつい避けがちになります。以前はB5も使いましたがどうも学生時代を思い出して勉強臭がするので回避。バッグに入れやすいのでA5を愛用しています。B6までいくとちょっと小さくて書きづらいのです。A4は大きいし「いかにも仕事」ってサイズに思えて却下。
罫はA罫か方眼。昔はB罫が好きでした。でも年取って老眼、というよりは手がスムーズに動かなくなり、字がきれいに書けないので少し太めの罫が使いやすいです。
これらA5ノートたちは仕事用に使うこともありますが、たいがいはバレットジャーナルに使うか、そうでなければノンストップライティング用にしています。この手帳使いなどについてはいずれまた別記事で。
森野はペンも好きだ
ペンが好きだという自覚はなかったのですが、気づいたらこんなに揃えていたので好きなんでしょう。黒もありますがここに載せたのはカラーペンです。
Jetstreamが好きでカラーペンも買っています。「超低摩擦ジェットストリームインク」というインクだそうです。
jetstreamの書き味は大変けっこうです。
ここには以前買ってまだ使っているカラーの0.5を載せましたが、黒は0.38と0.7を仕事用・家用・持ち運び用と何本も買って愛用しています。黒で字を書くとほんの少しだけ他のボールペンより硬質です。それからゲルインクでないので滲まない。それが使いやすい日もあるし、気分でない日もあります。仕事の書類を手書きする時はたいていこれの黒。カラーはバレットジャーナルなどに使っています。
こちらは同じ三菱鉛筆のSigno。ゲルインクボールペンです。ブルーブラックのみ0.5ミリなんですが、筆圧が結構高いのと長い間使って潰れてきたのもあり、かなり太く感じます。ピンクとワイン色(ボルドーブラックという名前がついている)は0.38、緑は0.28。展開が細かいです。今もそうなのかな。
細い線で軽やかに書けます。カラーペンなので絵を描くのもいいかも。森野は文字主体です。線は細いのが好き。マンガとイラストを描いていた高校生の頃はゼブラの丸ペンが御用達でした。手に入るペン先の中で一番細かったので。細身硬質が好き。男性も。
ところでペンの多色展開と言ったら今一番色がそろってるのは多分、zebraのsarasaだと思います。
残念ながら以前は持っていたけど今はありません。最初の頃に(最初ったって20年以上前だと思う)書いた後に手が触れて少し滲むことがあったので他のに乗り換えたような記憶があります。きっと今では製品も改良されてもっと書きやすくなっているでしょう。いま文具売り場でいちばんたくさん目立つところにあります。色数も多いです。
とにかく文具店の大小に関わらずどこでも揃っているのがsarasa。手に入れやすく使いでがありそうです。
イチ推しカラーペン
ではハマっているイチ押しをご紹介しましょう。Juice。会社はpilot。
黄色と蛍光色、パステルカラーなんかもありますが手元にはありません。絵じゃなくて字を書くのに使っているからです。明度がきつい、色が薄いなどで普通の白紙のノートに字を書くには適さないように思えて。光ってよく見えないのも困るし。
Juiceのどこが好きかというと、その書き味です。あくまでなめらか!
なめらかなのに液だれしない、発色も美しいということで写真のようにかなり色を揃えました。きっかけは昔のネット友が「Juice書きやすいよ」とツイートした一言。買って使ったら本当にそれまで経験したどのペンよりも書きやすかった(わたしには)。以来、Juiceのラインナップを重宝しています。
でもこれがですね、なくなっていきそうなんです!
見るたびに売り場はどんどん縮小され、このところもう黒と赤と青くらいしか置いてない。どうして? こんなに書きやすいのに。もう全色揃えているような大型文具店は見かけなくなったし、頼みのLOFTも取り扱わなくなってしまったようで悲しい。確かに色によっては滑らかじゃなかったり、すぐにインクが乾いちゃうような一本に当たることもあるけどさ。
森野はあらゆるものにわたってものすごくニッチな好みを持ってます。いえ、本人はこれっぽっちもニッチだと思ってないのですがどうも好きな方向が王道からはずれがち。流行とかメジャーとか縁がなく、メジャーに縁が無いと言うことは好きになって大事にしているものがすぐ生産終了になりやすいのです。推しがマイナーで人気が出ずすぐに引退しちゃうタイプです。書いてて悲しくなってきた。
後継機種はあるんですよ。juice up 。お値段は少し高くなりました。品質はどうなのかな。
実は2本だけ持っています。黒い方は0.3なんですが細すぎました。書くと筆圧でペン先が潰れそう(怪力)。金の方は0.4で、黒いノートの表紙に字を書いたらそれはそれは映えました。ステキです。気持ちが上がります。これは買いです。
ただ、このjuice upには自分的に重大な欠陥が。
字を書いているとクリップ部分がほんの少しだけ動いてカチカチ音を立てるんですよね。音はまだしも、クリップ部が微妙に動くというのが非常に気になります。だから買い集めるところまではいっていません。pilotはぜひこの部分を全力で改良して欲しいなあ。
イチ推しの逆襲
ところがですね!
先日、相変わらず大きな文具店でフラフラしていたところ、なんと通常の陳列棚の脇にJuiceの特設コーナーができているではありませんか!!
(注:お店の中だったので写真はありません)
しかもジャニーズwestが全面的にPRしてるんですよ!
どうしたの!?
一体何が起こったの~~~~!!
うれしいけど(*^▽^*)
どうもジャニーズwestの新曲(いつのことだ? 今年か?)とタイアップしたもののようで、こんなことがあるのだわ、わあどうしよう! と、その特設コーナーのまわりをうろうろする怪しいオババと化しました。
ジャニーズwestありがとう!!!
滂沱!!!
こんなことがあればしばらくはあるよね。
Juiceは42色展開で、上の写真にあげた森野の持ち物以外に蛍光色、パステルカラー、メタリックカラーなどいろいろあります。
ぜひみなさんもお手に取ってみてください(布教)。1本100円程度だよ。
多くの人が使ってくれれば廃番にならないわきっと。
大きい文具店でないと置いてないことがあるので探してみてね。
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